「余白」は最高の自己投資!スケジュールに余白を作り「生き方上手」になるための方法
人生を生き抜こう、おはようございます、ピアスタッフかまちです。

なぜ「余白作り上手」は「生き方上手」なのか?
いよいよ12月。年末進行や大掃除など、仕事でもプライベートでもタスクが爆発的に増え、心が休まらない時期です。
働くにしろ、静養に努めるにしろ、余白がない状態では脳が過度に疲弊してしまいます。
だからこそ、余白作りが上手な人は「生き方」が上手なのです。余白とは、単なる休憩ではありません。それは、脳の疲労を防ぎ、安定した状態を保つための「最高の自己投資」であり、人生を安定させるための戦略的なスキルです。
このスキルを磨くために、タスクが溢れる12月を戦略的に乗り切る方法を学びましょう。
1. 余白を確保するための「自己可視化」戦略
私たちは、なぜ「余白」を作ることが苦手で、その余裕をすぐに他のタスクに奪われてしまうのでしょうか。
余白作りが特に難しくなる最大の理由は、私たちが「自分の体力や気力を数値化していない」からです。
銀行への振込は「期日」という明確な数値がありますが、「脳の疲労度」には明確なメーターがありません。体力や気力が無限にあるかのように錯覚してしまうため、疲労回復に必要な「余白」を軽視し、すぐに他のタスクに侵食されてしまうのです。
ピアスタッフかまちの正直な告白と自己可視化の戦略
ピアスタッフかまちは、いつも大切にしていることがあります。それは「余白(バッファ)を作る」こと。ですが、正直に言います。余白を作るのは、私自身、今でも大の苦手です。
苦手だからこそ、かまちは日々のセルフケアチェックで自分を可視化(見える化)することを大切にしています。「あ、先週は頭痛があったのに、今週はない。なんでだろう?」「一か月前は息切れしたけど、一駅歩き続けたらきれなくなった」といった記録から、自分のエネルギー量を把握するのです。
【かまち式セルフケアチェックシート(簡易版)】
自分の状態を可視化し、余白の必要性を論理的に把握するために、以下の項目を毎日記録してみましょう。
- 今朝の気分(10点満点)
- 睡眠時間(昨晩)
- 頭痛・身体の痛みの有無(〇/×)
- 人との会話で疲労を感じた度合い(大/中/小)
余白が侵食される外部要因
余白は明確な期限や誰かへの責任がないため、「軽い」と感じてしまい、以下の3つの外部要因に簡単に侵食されてしまいます。
- ①:見通しの不確実性
- ②:心理的な時間制限(プレッシャー)
- ③:非定型タスクの増加
2. 余白を確保し、生き方上手になるための3ステップ
余白を「自己防衛のための必須タスク」として扱うため、以下の3ステップで12月のスケジュールを組み直しましょう。
ステップ①:まず「余白」をタスクとして設定する(苦手なことに多めに時間を取る)
余白を崩させないために、外部アポイントと同じ優先順位でカレンダーに組み込みます。
- 戦略的な時間配分: 苦手なことやエネルギー消耗の大きいタスクには、あえて見積もり時間より多めに時間を確保します。もちろん、余白自体も「苦手なタスク」と見なし、崩されないよう多めに確保します。
- 自己締め切り設定: 納品や提出の締め切り日より最低1日、できれば3日前を「自己締め切り」と設定します。
- 時間バッファの確保: 予定した作業時間の20%は休憩・休憩後のリカバリー用として空けておきます。この時間は、外部とのアポイントと同じ「自分との約束」だと認識しましょう。
ステップ②:タスクを「最小単位」まで分解する
タスクを小さくすることで、「よし、これだけならできる」という心理的な抵抗を下げ、余白時間を確保した上でスムーズに作業に着手できるようにします。
私は思うのです。
「まず、自分のタスクを分解することから始めませんか?…でも、途中で飽きるよね。わかる、私も飽きるんです。だから、少しずつ、やるといいよ。やれないことを責めないでほしいんだ。」
| 粒度の大きいタスク | 最小単位の行動(5分タスク) |
| 大掃除 | 換気扇のフィルターを外す、棚の上の埃を拭く(1箇所)、冷蔵庫の中身を写真に撮る |
| 報告書作成 | 見出しを書き出す、使用するデータフォルダを開く、上司に構成の相談メールを送る |
ステップ③:完璧主義を捨てる「終了条件」の設定
「完璧に終わらせる」を目標にすると、永遠に余白が生まれません。事前に「どこまでやったらOKか」の終了条件を定義することで、心理的な消耗を防ぎます。
- (例) 報告書の終了条件:「上司がフィードバックをくれたら、自分の作業は一旦完了とする」
- (例) 大掃除の終了条件:「換気扇と窓拭きが終わったら、その他の場所は来年に持ち越してもOKとする」
余白がもたらす安定感
余白作りは、苦手だからこそ「感情」ではなく「戦略」として、意図的に取り組む必要があります。
余白の戦略的活用(何もしない時間)
余白の使い方を決めないことが、最大の戦略です。この時間で次に何をやるかを考えると、脳はすでに次のタスクを処理し始めます。余白は、次に起こる突発的な出来事に対応するためのバッファであり、脳に負荷をかけないための「ゼロ要求時間」として確保しましょう。
12月はすべてを終わらせようとせず、「重要で、見通しの立たないもの」に集中して取り組み、自分自身の心の健康を最優先に乗り切りましょう。
余白がない状態では脳が過度に疲弊してしまいます。自分のスケジュールに意図的に余白を設け、心身の健康を守ることを最優先にしてください。
あなたの特性に合った12月のタスク管理戦略を立てませんか?
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■この記事を書いた人は?■
ディーキャリア立川・所沢オフィス編集部
普段は、ディーキャリア立川オフィス、所沢オフィスでそれぞれ支援員として勤務。
主にオフィスの日常やイベント情報、発達障害、注意欠如・多動性障害(ADHD)、自閉症スペクトラム障害(ASD)、限局性学習障害(SLD)、精神障害、特性への工夫、障害者雇用、セルフケア、ライフハック、日々の支援員の気づきなど、さまざまな情報を発信しています。
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