通勤する日を楽しみにするための“ごほうびリスト”
おはようございます。ディーキャリア立川オフィスです。
「今日は行きたくないなぁ…」「憂鬱だわぁ…」
そう思う朝って、誰にでもありますよね。
通所や出勤がプレッシャーになってしまうと、起き上がるのも、準備するのもつらく感じてしまいます。特に体調の波がある方や、ストレスを感じやすい方にとっては、「行く」こと自体が大きなエネルギーを使う行動となります。
そんな時に役立つのが、自分でつくる“小さな楽しみ”＝ごほうびリストです。
★★ごほうびリストってなに？★★
これは、「通所できたらこれをしよう」「今日1日がんばった自分にこれをあげよう」と決めておく“小さな楽しみ”のことです。
決して大げさなものでなくてかまいません。
ポイントは「自分が嬉しいこと」「楽しみに思えること」であることです。
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★★ごほうびリストの例★★
以下は実際に通所者の方々が実践している“ごほうび”の一例です。
- お昼ごはんをちょっといいお弁当にする
- コンビニでお気に入りのスイーツを買う
- 通所帰りにカフェでゆっくりする
- 帰宅後に録画していたドラマを観る
- 布団に入ってイヤホンで好きな音楽を聴く
- 「通所できた日」にだけ使える“ごほうびノート”を作って褒め言葉を書く
- LINEで「今日は行けたよ！」と報告する相手をつくる
おすすめなのは、「通勤予定表」や「一日のスケジュール」の中に、あらかじめ“ごほうびタイム”を入れておくことです。
たとえば…
♪13:00〜15:00：通所
♪15:30〜16:30：カフェでゆっくり
このように“楽しみ”もスケジュールに入れると、義務感よりも「その後のために行こう」という気持ちになりやすくなります。
★★小さな達成感の積み重ねが、自信になる★★
「行けた」「自分を労わることができた」という経験は、自己肯定感を育てます。
ごほうびリストは、自分に優しくなるためのツール。
「完璧じゃなくていい」「行けた日はちゃんと褒めよう」という考え方が、少しずつ自分を大切にする力につながっていきます。
気が重い日でも、ほんの少しだけ前を向けるように。
そんな想いを込めて、自分だけの“ごほうびリスト”を作ってみてください。
最初は小さなことから始めてみませんか。
ご自身のペースで、自分を励ます工夫を増やしていきましょう。
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■この記事を書いた人は？■
ディーキャリア立川・所沢オフィス編集部
普段は、ディーキャリア立川オフィス、所沢オフィスでそれぞれ支援員として勤務。
主にオフィスの日常やイベント情報、発達障害、注意欠如・多動性障害（ADHD）、自閉症スペクトラム障害（ASD）、限局性学習障害（SLD）、精神障害、特性への工夫、障害者雇用、セルフケア、ライフハック、日々の支援員の気づきなど、さまざまな情報を発信しています。
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