オフィスブログ
【大人の発達障害】雑談が苦手
おはようございます。ディーキャリア立川オフィスのピアスタッフのKです。
皆さんは雑談は得意ですか?発達障害の特性上、雑談が苦手という方は多くいます。何を話したらいいのか分からない、相手との会話が上手く続かない…などの悩みがあります。どうして雑談が苦手なのか、またどうしたら良いのかを言語化しながら考えていきましょう。

雑談が苦手な人の共通点
1.雑談ではなく報告になってしまっている
雑談は他愛のない会話で堅苦しい話ではありません。そのため、雑談は自分が思ったことを自由気ままに話すことが多いです。一方で、自分がどう思ったかの感想の部分がないと、雑談はただの報告になってしまい、一気に味気なくなってしまいます。
「この間新しくできたお店行ってみたけど、料理がとてもおいしかったです。」
「この間新しくできたお店に行きました。」
同じ内容でも感想が入っているかどうかで話の印象や相手の言葉の返しやすさも異なります。特に話を広げようとして「あれをやった、これをやった」といろいろ話題を上げても話が盛り上がらない場合は、雑談ではなく事実の羅列になっている可能性があります。雑談をする場合には自分の気持ちや感想を盛り込んでみると良いでしょう。
2.上手く話そうと意識しすぎてしまう
雑談が苦手な人ほど上手く会話しなければと意識しすぎてしまうことがあります。緊張が強まると交感神経が優位となり、体の筋肉が緊張します。そうなると、表情がこわばってしまったり、口が上手く回らなかったりと余計に会話がし辛くなってしまいます。雑談は他愛のない会話であるため、そこまで緊張する必要ありません。“上手く返せなくてもいいや”くらいの心意気で会話をする方が、かえって会話が弾むことがあります。雑談で上手く返せなかったとしても、相手はさほど気にしていないため、深く考え過ぎないようにしてみると良いでしょう。
3.話のネタがない
会話自体はできなくはないけれど、自分から話を振るほどのネタがないこともあります。一見、普通に会話ができているように見えても、自分から雑談をしようとすると意外と難しく、話のネタがないことに気づかされます。中でも発達障害の特性上、興味・関心の偏りから、自分の好きなこと以外に関しては無関心であることが多いため、同じ趣味・趣向を持つ相手でないと会話が難しいと感じる場面が多くあります。かといって雑談のネタのために無理に自分の興味がないことをやるのはストレスになってしまいます。
こういった場合、過去の自分の失敗談やトラブルなどを笑い話にしてネタにすることをオススメします。昔の話であれば話題のストックにも困りませんし、多少脚色しても他の人からは分かりません。また、失敗した経験を笑い話にできるマインドがあれば、日々の辛い出来事や大変な仕事でも「後で笑い話にできる」といったポジティブな考え方ができるようにもなります。
特に笑い話になるようなネタもないというのであれば、他人の話し方や雑談の返し方を真似してみるのがオススメです。特に最近では動画配信を行っている人が大勢いるため、雑談スキルを磨くにはちょうどよい教材になります。配信者は雑談だけすることもあれば、ゲームなどをしながら雑談することもあります。そういった人たちがどうやって話題を広げて、どうやって話を返しているのか参考にしてみると良いでしょう。配信者はストレートなコメントに関しても場を和ませるために上手く返すこともあるため、違った視点を得ることも可能です。
いかがだったでしょうか。
私も雑談は得意ではありませんが、苦手だからといって相手が不快な思いをするわけではありません。雑談はあくまで雑談ですので、話しかけてくれる以上、上手く返せなかったとしても相手は気に留めることはないでしょう。また、そもそも無理に雑談する必要もないため、苦手であれば無理に話さなくても問題ありません。気楽に会話するためにも重く考え過ぎないようにしましょう。
凸凹凸凹凸凹凸凹凸凹凸凹凸凹凸凹凸凹凸凹凸凹凸凹凸凹凸凸凹凸凹凸凹凸凹
○ディーキャリア立川オフィスお勧めブログ
○ディーキャリア立川オフィスのブログ記事一覧はこちら
凸凹凸凹凸凹凸凹凸凹凸凹凸凹凸凹凸凹凸凹凸凹凸凹凸凹凸凸凹凸凹凸凹凸凹
就労移行支援事業所
【ディーキャリア立川オフィス】
◆お問い合わせ/ご見学のお申込みはコチラ
〒190-0012
東京都立川市曙町2-22-20立川センタービル9階
TEL: 042-595-8163
受付時間: 平日10:00~18:00の間
E-mail:tachikawa@dd-career.com
◆ディーキャリア立川オフィス のご紹介はこちらから
【ディーキャリア 立川オフィス】ご紹介
就労移行支援事業所ディーキャリア立川オフィス
◆同法人 ディーキャリア所沢オフィスのご紹介はこちらから
【ディーキャリア 所沢オフィス】ご紹介
就労移行支援事業所ディーキャリア所沢オフィス
凸凹凸凹凸凹凸凹凸凹凸凹凸凹凸凹凸凹凸凹凸凹凸凹凸凹凸凸凹凸凹凸凹凸凹
■この記事を書いた人は?■
ディーキャリア立川・所沢オフィス編集部
普段は、ディーキャリア立川オフィス、所沢オフィスでそれぞれ支援員として勤務。
主にオフィスの日常やイベント情報、発達障害、注意欠如・多動性障害(ADHD)、自閉症スペクトラム障害(ASD)、限局性学習障害(SLD)、精神障害、特性への工夫、障害者雇用、セルフケア、ライフハック、日々の支援員の気づきなど、さまざまな情報を発信しています。
凸凹凸凹凸凹凸凹凸凹凸凹凸凹凸凹凸凹凸凹凸凹凸凹凸凹凸凸凹凸凹凸凹凸