もし今の自分に疑問を抱いている方へ贈る物語
おはようございます。ディーキャリア立川です。
皆さんは感動したり、心を打たれた本はありますか?今回は自分探しを続けている、訓練生お勧めの本をご紹介します。
こんにちは。訓練生のMです。
今回は漫画「NARUTO」についてお話しします。
ーー【あらすじ】ーー
主人公は落ちこぼれの少年忍者である「ナルト」
忍として一人前になるための修行、さまざまな人たちとの出会い、大切なものを守るための戦いなど多くの体験を通して成長し、最後は自分の夢である里一番の忍者「火影(ほかげ)」になるまでの物語。
ーー【背景】ーー
作中の世界観は五つの大国と複数の小国の中で起きている忍同士の戦いから成っています。
ナルトは大国の一つである火の国の中の木ノ葉の里の忍者。尾獣という妖魔を体の内に封じ込められた人柱力(じんちゅうりき)と呼ばれる存在。尾獣は一尾から九尾までおり人柱力も複数人存在します。
国の中にある里とは軍隊。そこに住む忍者は兵器の象徴であり、忍の強さ=軍事力の大きさを表します。強大な尾獣の力を秘めた人柱力は恐らく大量破壊兵器を意味し、五つの大国は人柱力を有することで他国の里とのパワーバランスを保っています。
しかし他国との抑止力として必要な存在であるはずのナルトをはじめとする人柱力は、自国に対する脅威でもあり周囲の人から恐れられ嫌われ、最終的にはその存在自体を否定されるという理不尽な扱いを受けて“孤独”という心の痛み、苦しみを背負った人生を強いられます。
ーー【人間の業とは…】ーー
誰からも必要とされない孤独な己の存在理由の答え探し。孤独の呪縛から解放してくれる人との繋がり。繋がりという大切なものを守る強い力と強い意志。
大切なものを守れなかった時の喪失。それを奪った者への憎悪と復讐。そして復讐に対する報復から拡大していく憎しみの連鎖と終わらない紛争。多くの犠牲の上に成り立つ危うい平和。
物語はさまざまなエピソードとキャラたちの対話を通して孤独と繋がり、愛情と憎悪などの相反する表現で光が差すところには必ず影ができる道理を浮き彫りにし、現実の平和は憎しみという闇に覆われた噓のもので、真の平和は幻の中にしか存在しないという理屈を掲げて世界征服を正当化する相手と、お互いの正義と平和をかけて最終決戦に突入していきます。
ナルトは決して自分を疑わず真っすぐに自分を信じることを貫いて戦いに勝利し本当の平和(現実)を守ります。
ーー【自分軸】ーー
ナルトの生き様は、信じられる自分を持たず自分の存在理由を見失って自分を諦めた僕に己のアイデンティティーを持ってそれを最後まで信じる大切さを教えてくれた作品です。それでも、もう暫くは自分探しの旅が続きそうですが…。
もし今の自分に疑問を抱いている方が居たら一度この作品に触れてみてください。
オススメです。
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■この記事を書いた人は?■
ディーキャリア立川・所沢オフィス編集部
普段は、ディーキャリア立川オフィス、所沢オフィスでそれぞれ支援員として勤務。 主にオフィスの日常やイベント情報、発達障害、注意欠如・多動性障害(ADHD)、自閉症スペクトラム障害(ASD)、限局性学習障害(SLD)、精神障害、特性への工夫、障害者雇用、セルフケア、ライフハック、日々の支援員の気づきなど、さまざまな情報を発信しています。 凸凹凸凹凸凹凸凹凸凹凸凹凸凹凸凹凸凹凸凹凸凹凸凹凸凹凸凸凹凸凹凸凹凸
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