「毎日やる気が出ない、眠い」それは、うつ病じゃないかも？！
おはようございます。ディーキャリア立川オフィスです。
「いつもやる気が出ない、眠い」「何もかも面倒に感じる」そんな風に感じることがありますか？ それは、もしかしたら「気分変調症」という病気の可能性があります。
～気分変調症ってどんな病気？～
気分変調症は、うつ病と似ていますが、症状が比較的軽度で、長期間にわたって続きます。「性格の問題」と誤解されることが多く、病気と認められず「自分の怠慢・無能」と感じてしまう。思い当たることや原因が分からないと感じることが多いことも、この病気の特徴の一つです。
主な症状
やる気が出ない：何をするにも億劫に感じ、何もしたくない
気分が落ち込む：いつも憂鬱で、明るい気持ちになれない
集中力が低下：仕事や勉強に集中できない
不眠：眠れない、または逆に眠りすぎてしまう
食欲不振または過食：食欲がない、または逆にいつもお腹が空いている
疲労感：いつもだるくて、体が重い
自己肯定感の低下：自分のことをダメだと感じてしまう
これらの症状が2年以上続いている場合は、気分変調症を疑い、専門医に相談することをおすすめします。
※症状が軽いため、自分や周囲が「怠けているだけ」「疲れているだけ」と不快になることがありますが、治療が必要な病気です。
～気分変調症の原因は？～
気分変調症の原因は、まだ完全には解明されていませんが、以下の要因が考えられています。
・脳内の神経伝達物質のバランスの乱れ
・遺伝的な要因
・性格的な要因
・ストレス
～気分変調症の治療法～
気分変調症は、治療によって症状を改善させることができます。場合によっては
薬物療法：抗うつ薬などを用いて、脳内の神経伝達物質のバランスを整えます。
心理療法：認知行動療法など、心理的なアプローチによって、考え方や行動パターンを改善します。
生活習慣の改善：規則正しい生活、バランスの取れた食事、適度な運動など、生活習慣を見直すことも重要です。
ストレス管理：瞑想、深呼吸、趣味に時間を過ごす。
小さな目標を設定：やる気が出なくても少しずつ進んでいきます。
無理せず休むことも大切です。
～いつ医師に相談すべきか？～
「やる気の低下が数週間以上続いている。」「日常生活や仕事に支障をきたしている。」「睡眠の質が低下する」「頭痛・倦怠感・消化不良」「嫌だ、消えたいと考える」などの症状は、単なる怠け心ではなく、病気の可能性もあります。もし、長期間にわたってやる気が出ない状態が続いている場合は、一度専門医に相談することを検討してみることをお勧めします。
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■この記事を書いた人は？■
ディーキャリア立川・所沢オフィス編集部
普段は、ディーキャリア立川オフィス、所沢オフィスでそれぞれ支援員として勤務。 主にオフィスの日常やイベント情報、発達障害、注意欠如・多動性障害（ADHD）、自閉症スペクトラム障害（ASD）、限局性学習障害（SLD）、精神障害、特性への工夫、障害者雇用、セルフケア、ライフハック、日々の支援員の気づきなど、さまざまな情報を発信しています。 凸凹凸凹凸凹凸凹凸凹凸凹凸凹凸凹凸凹凸凹凸凹凸凹凸凹凸凸凹凸凹凸凹凸
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