変えられるもの・変えられないもの
おはようございます。ディーキャリア立川オフィスのピアスタッフのKです。
1度にたくさんのタスクが舞い込んできたとき、皆さんはどのように対処しますか?優先順位をつけて計画立ててやることも大事ですが、1番最初に立てた計画が最後まで順調にいくとも限りません。臨機応変な対応が都度必要であるため、この応用が難しいと感じる方にとってマルチタスクはハードルが高いです。今回はマルチタスクの対処方法をお伝えします。
変えられるもの・変えられないものに分けて考える
複数のタスクが一度に押し寄せてきた時、そのタスクの変えられる部分と変えられない部分を細分化して考えてみましょう。例えばタスクの内容は変えられないけれども、交渉次第で締め切りを延ばすことができる場合、タスクの期限を延長してもらうことで複数のタスクに取り組むことができます。逆にタスクの期限は変えられないが、タスクの内容を交渉次第で変えることができる場合、期限に間に合わせるために内容を簡素化したり、省いたりといった対処によってタスクを遂行することができます。このように同じマルチタスクでも、何が変えられて何が変えられないのかによって対処方法は大きく変わります。まずはタスクを細分化して工夫できるポイントを見つけてみましょう。
問題解決にも応用できる
この方法を応用することで、マルチタスク以外にも問題解決にも応用することができます。例えば会社や学校に行くのに電車が遅延してしまい、どうしても遅刻してしまう場合を考えてみましょう。この状況で変えられるものと変えられないものはいったい何でしょうか?まず、変えられないものとして、電車が遅延してしまっていること、どうしても遅刻してしまうことが分かります。そのため、この変えられない部分をどうにかしようとすることはできません。では一方で変えられるものは何でしょうか?答えは目的地に行くまでの手段です。電車が遅延しているのであれば、振替輸送やバスなどの代わりの交通手段を使うことができます。遅刻は避けられなかったとしても、会社や学校に遅れてしまう旨の連絡をすれば問題ありません。
対人関係のトラブルにも応用できる
さらに別の例で考えてみましょう。職場の同僚と価値観が合わず、自分の中でモヤモヤしてしまい、仕事も上手くいかない場合はどうでしょうか?まず変えられないものとして、相手の価値観が挙げられます。他人の考え方や捉え方、価値観といったものは往々にして変えることは難しいものです。よほど何か感銘を受けない限りはそうそう変わることがないため、相手の考え方を変えるのはあまり現実的ではありません。では変えられるものは何でしょうか?答えは自分の捉え方です。相手の考え方は変えられませんが、自分の考え方は変えることができます。「どうして相手は自分の考え方が分からないんだ!」と考えるのではなく、「そういった考え方もあるのか」という別の捉え方もできます。また、「相手と考え方が違ったとしても、仕事のときは割り切って集中しよう」など自身の気持ちを変えるというやり方もあります。
いかがだったでしょうか。
変えられるもの・変えられないものに注目することで、どこに注力すれば問題を解決しやすくなるのか頭の中で整理できます。変えられるものだけに視点を移すことで自然とマルチだったタスクがシングルタスクになり、やりやすさを実感できるでしょう。是非、日常生活の中に取り入れてみてください!
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■この記事を書いた人は?■
ディーキャリア立川・所沢オフィス編集部
普段は、ディーキャリア立川オフィス、所沢オフィスでそれぞれ支援員として勤務。 主にオフィスの日常やイベント情報、発達障害、注意欠如・多動性障害(ADHD)、自閉症スペクトラム障害(ASD)、限局性学習障害(SLD)、精神障害、特性への工夫、障害者雇用、セルフケア、ライフハック、日々の支援員の気づきなど、さまざまな情報を発信しています。 凸凹凸凹凸凹凸凹凸凹凸凹凸凹凸凹凸凹凸凹凸凹凸凹凸凹凸凸凹凸凹凸凹凸
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