不安を感じやすい方にお勧めの一冊【訓練生】
おはようございます。ディーキャリア立川オフィスです。
今回は私が読んでみて気持ちが楽になった、岩井寛氏著書の森田療法の紹介をします。
森田療法は日本の精神科医森田正馬氏によって創設された精神療法です。
森田療法とは
森田療法は不安障害、パニック障害、強迫性障害で効果があり、
また鬱病やPTSD、引きこもりなど幅広い心の不調にも応用されています。
森田療法のあるがままとは
「あるがまま」は森田療法の鍵概念です。
自分自身の状態をそのまま認め自分のどんな感情もそのままに受け入れることです。
そして、不安、不快な感情をもちながら「~したい」という自然な欲望にのっとり行動することです。
例えば苦手な上司と面談の時に、自分の構想を認めてもらおうと考える一方で、あの上司は苦手だから逃げだしたいという考えも浮かびます。
このように一方では苦しくても自己実現したいという欲望と苦しいから、逃げたいという感情が心の中にあります。
まとめ
森田療法とは自分の中にある負の感情を「あるがまま」にして より「人間らしい」生き方を模索し実行することに価値を見出す方法だといえます。
そして後者の感情を否定も肯定もせず「あるがまま」にして、あえて前者を選び試行錯誤することが「人間らしい」生き方だといえます。
最後に
著者である岩井寛氏は晩年に末期癌を患い、また癌の合併症で半身不随になり、さらに難聴と失明になりました。普通の人なら何もしないで苦しさと闘いながら生きることもできます。ですが著者は敢えて口述筆記という形で本書を完成させました。
これは「あるがまま」を受け入れ人間としての目標に向かって「あるがまま」を実現しようとする行為にほかならないのではないでしょうか。それ故にこの本の内容はより説得力を増します。
もし人生に生きづらさを感じている人がいるならこの本を一読することをお勧めします。
https://bookclub.kodansha.co.jp/product?item=0000146286
目的本位とは
森田療法の「あるがまま」は人間性に向かっての方向をもった「あるがまま」なのであり、その方向を「目的本位」といいます。
つまり、それまでに、感じ、悩み、葛藤としてきた不安、苦痛、症状を「あるがまま」にしながら、
自分自身の人間としての目標に向かって「あるがまま」を実現していこうとするのであり、その方向を「目的本位」といい目的本位はまた、行動として実現しようと考えるのです。
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■この記事を書いた人は?■
ディーキャリア立川・所沢オフィス編集部
普段は、ディーキャリア立川オフィス、所沢オフィスでそれぞれ支援員として勤務。 主にオフィスの日常やイベント情報、発達障害、注意欠如・多動性障害(ADHD)、自閉症スペクトラム障害(ASD)、限局性学習障害(SLD)、精神障害、特性への工夫、障害者雇用、セルフケア、ライフハック、日々の支援員の気づきなど、さまざまな情報を発信しています。 凸凹凸凹凸凹凸凹凸凹凸凹凸凹凸凹凸凹凸凹凸凹凸凹凸凹凸凸凹凸凹凸凹凸
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