【利用者ブログ】断りたいけど断れない。そんな時に伝え方を一工夫して上手く「断り」を入れる方法! ~アサーティブコミュニケーション~
アサーティブに伝えるとは?
暑い日が続きすでに夏バテになりつつある、ディーキャリア静岡オフィス利用者のGです!
みなさんも夏バテにならないよう、適度な睡眠や運動、栄養が取れた食事などを意識して暑い夏を一緒に乗り越えていきましょう!!
いきなりですが、夏といえばみなさんは何をイメージしますか??
「夏休み」「海水浴」「登山」「バーベキュー」「夏祭り」「花火大会」「夏の甲子園」・・・
このように楽しいイベントが盛りだくさんですよね!
しかし、イベントの中には
- 「花火大会には行きたいけど、人混みが苦手・・・」
- 「泳ぎが苦手だから海水浴は行きたくない・・・」
- 「虫が苦手だから登山はせずに山道をドライブしたい・・・」
- 「野球は好きだけど、外で野球観戦すると肌が焼けるから屋内で観戦したい・・・」
このような理由でイベントの中にも行きたくないなと感じるイベントも少なからずあると思います。
もし、友人から自分が活きたくないなと感じるイベントに誘われたらみなさんはどのように対応しますか?
幼馴染など古くからの友人でお互いのことがよくわかっている関係だとすれば、
「ごめん、〇〇が苦手で自分は遠慮しておくよ」
などの返事で断ることができるかもしれません。
しかし、会社の上司やより仲を深めていきたいなと感じている人に誘われたらどうでしょうか?先ほどのように一つ返事で断ることは難しいなと感じる方が多いと思います。
断るのは難しいけど、自分は誘われたイベントに参加したくない。このような時、みなさんはどのように自分の意見を伝えますか?
本日はこのような場面で、上手く自身の意見を伝えつつ相手の立場も尊重してコミュニケーションを図る「アサーティブコミュニケーション」というものを紹介させていただきます。
「アサーティブ」とは自身も相手も尊重した伝え方。
「アサーティブ」という言葉に馴染みがない方がいらっしゃると思います。「アサーティブ」とは、自身だけだはなく、相手も尊重したうえで自身の伝えたいことを率直・誠実・対等に伝えることです。
このようにアサーティブとは自身の意見を一方的に伝えることではありません。相手も尊重しつつ自身の伝えたいことを適切に伝えることがアサーティブのポイントです。アサーティブコミュニケーションのスキルを使用することで、自身の考えを適切な形で伝え、相手との円滑な意思疎通や周囲と良い関係を築くことが可能になります。
コミュニケーションにおける自己表現の4つのタイプ
コミュニケーションの取り方には、自分もしくは他者のどちらを尊重しているか、していないかの観点で、4つのタイプに分類することができます。
□攻撃的(アグレッシブ)
相手を尊重せずに、自身が思っていることをストレートに伝える
□非主張的(ノン・アサーティブ)
自分よりも他者を優先し、自分が伝えたいことを相手に伝えることができない
□作為的
自分のことも相手のことも尊重せず、自分の伝えたいことを伝えられず相手も不快な思いをする
□アサーティブ
自分も相手も尊重し、相手の気持ちに配慮しながら自分の伝えたいことを相手に伝えることができる
みなさんは4タイプのどちらに当てはまりますか?
どのタイプが悪くてどのタイプが良いなどはありません。人それぞれ持っているタイプは異なりますし、その場の状況や相手によってもタイプが異なると思います。
しかし、自身がどのタイプに当てはまっているのか、状況や場面に応じてタイプを使い分けられるようになることはコミュニケーションを取るにあたって大事になります。
コミュニケーションを支える4つの柱
たとえばコミュニケーションを取る際に、丁寧に接していたとしても相手をコントロールしたい気持ちが伝わってしまえば相手との障壁が生まれることがあります。
そのため、アサーティブコミュニケーションを行うには自身が発する言葉だけではなく、自身の気持ちの持ちようも大事にしなければなりません。
そこでアサーティブコミュニケーションをするにあたり、大事になる4つの柱を紹介していきます。
- 誠実
自身と相手と両方に正直になり、相手に誠実に向き合う事
- 率直
自身の気持ちや意見を相手に理解できるようストレートに伝えること
- 対等
自身卑下したり、相手に対しても見下したりしないこと
- 自己責任
自身の行動によって引き起こした結果については、自身で責任を持つこと
コミュニケーションを取るにあたって、4つの柱を完璧に実践しながらコミュニケーションを取ることは難しいと感じる方は多いと思います。
しかし、4つの柱が存在していることを知り自身の中でその柱とは何かと自分なりに理解し、生活することでコミュニケーションを取る際の相手との障壁が減ります。
問題解決のためのアサーティブな方法
最後に、伝えたいのに伝え方に困る場面などで、相手に対しアサーティブに伝えることができる実践的な方法を紹介していきます。アサーティブに伝えるには、自身の思い付きで相手に伝えるだけでは、アサーティブに伝えることは難しいです。そこで紹介するのは「DESC法」と呼ばれる方法です。
DESC法とは、問題解決のためのひとつの手段でアサーティブなセリフで相手に伝える方法です。
DESC法を用いて冒頭に挙げた「花火大会に誘われたが、人混みが苦手で断りたい」を一つのテーマとして例文を考えてみましょう。
【会社の上司であるAさんから、花火大会に誘われたが人混みが苦手で断りたい場面】
D:「Aさん、誘っていただいた花火大会ですが体調の関係で行くことが難しいです」
E:「花火大会には行ってみたいのですが、人混みが苦手で人混みに入ると体調を崩してしまいます」
S:「もし可能なら、会場から離れた場所で見るのはいかがでしょうか」
C:「それが難しいのなら、人の少ない有料座席でゆっくり見るのはいかがでしょうか」
DESC法を使うポイントとして、Dに事実を伝えるということです。事実を伝えることで問題点を相手と共有することができます。Eで自分のDの問題点に対する意見を伝え、問題点による弊害を相手に共有します。
SでEに対する提案をしますが、Sでは相手に対し強い口調で伝えるのではなく、ひとつの解決策や妥協案として伝えることが大事になります。最後にCとして、Sで提案した内容に対する結果で自身がどのような行動をするか選択肢を示します。
アサーティブに伝える技術を身に着けることで、自分の意見を上手く伝えることが可能になりより円滑に仕事や私生活を過ごすことができます。
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