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【朝起きられないのは“甘え”じゃない】起立性調節障害とADHDの関係とは?

「毎朝、起きられない… 体が動かない…」
「学校や仕事に行かなきゃいけないのに、どうしても布団から出られない」
「気合いが足りない」「怠けてるだけ」と言われてしまう…
「つらいのに誰もわかってくれない…」——そんな思いをしたことはありませんか?

それ、もしかしたら起立性調節障害(OD)かもしれません。
そしてさらに、その背景にはADHDなど発達特性
が関係している可能性もあります。


こんな症状、思い当たりませんか?

  • 朝どうしても起きられない
  • 立ち上がるとクラクラする、気分が悪くなる
  • 午前中は頭が働かないけど、午後になると動けるようになる
  • 動悸・息切れ・強いだるさがある
  • 頭痛や腹痛がよく起きる
  • 学校や会社に行きたい気持ちはあるのに、体がついてこない

病院で検査を受けても「異常はありません」と言われた経験がある方も多いのではないでしょうか?


「病気じゃない」「怠けてるだけ」——それは、本当にそうなのでしょうか?

こういった症状があるにもかかわらず、一般的な血液検査や脳の画像検査では「異常なし」と診断されることが多く、周囲からは「ただ怠けているだけ」と誤解されがちです。

でも実は、このような症状の背景には**「自律神経の不調」が関わっていることがあり、これは起立性調節障害(OD)**というれっきとした障害になります。

起立性調節障害(OD)**は、体の中の血圧や心拍を調整する自律神経がうまく働かず、脳への血流が不足してしまう状態と考えられています。特に朝の時間帯に症状が強く出やすいのが特徴です。


起立性調節障害とADHDに共通する「見えづらさ」

そして実は、こうした起立性調節障害(OD)**の症状の裏に、ADHD(注意欠如・多動症)などの発達特性が関わっているケースも少なくありません。

ADHDの人が起こしやすい“体と心のリズムの乱れ”

ADHDの特性には、以下のような傾向があります

  • 昼夜逆転しやすい(概日リズム障害)
  • 注意が散りやすく、刺激に敏感
  • 体の調整が苦手で、疲れやすい
  • 感情の起伏が激しく、ストレスを感じやすい

このような特性があると、生活リズムが乱れやすくなり、起立性調節障害の症状を悪化させる要因にもなります。

さらに、起立性調節障害(OD)**によって学校や仕事に行けなくなると、「どうして頑張れないの?」「やる気の問題では?」と責められやすくなり、自己肯定感の低下や2次的なうつ状態にまでつながることもあります。


「甘え」ではなく、「複雑なからだとこころの問題」

起立性調節障害も、ADHDも、目には見えない“見えづらい特性”です。
だからこそ、本人の苦しさが理解されにくく、「怠けている」と誤解されやすいのです。

でも、あなたの中で今起きていることは、決して「甘え」や「気の持ちよう」ではありません。
それは、体の仕組みの問題であり、脳の特性による困りごとかもしれないのです。


「もしかして」と思ったら、どうすればいい?

1. 自律神経の専門医や、小児科、心療内科など医療機関で相談を。

「起立性調節障害(OD)かもしれない」と感じたら、まずは詳しい医師に相談してみましょう。
特に、自律神経系の検査が受けられる医療機関がおすすめです。
専門外来として、精神科、心療内科、小児科(中学生くらいまで)などがあります。また、症状に応じて総合内科、循環器内科、神経内科などを受診することもあります。

【以下、症状による受診先の一例】

体の不調が中心の場合…
内科・循環器内科:立ちくらみ、動悸、血圧の変動などが強く見られる場合。
・神経内科::神経系の症状が強く出ている場合。

精神的な不調が中心の場合
心療内科・精神科:情緒不安定、過度な不安、集中力の低下などが顕著に見られる場合。

判断に迷う場合
総合内科:総合的な診断を仰ぎ、必要に応じて専門科に紹介してもらうという方法があります。

2. 発達特性の視点も持ってみる

もし以下のようなことが当てはまるなら、ADHDなど発達特性の可能性も考慮することが大切です。

  • 昔から時間管理が苦手だった
  • 忘れ物やミスが多い
  • 刺激に敏感で、音や光、匂いなど過度に反応しやすい
  • 落ち着きがない、じっとしているのが苦手
  • 感情のコントロールが難しいことが多い

当てはまる特徴がいくつかある場合、心療内科や発達障害のクリニックなどで、相談や発達検査を受けてみるのも一つの方法です。


最後に、あなたの「しんどさ」は、ちゃんと理由があります

「朝起きられない。」「体が思うように動かない。」「集中できない。」「人と同じように生活できない。」

そういうときに、「もっと頑張らなきゃ」「これくらいで弱音を吐いてはいけない」と自分のことを責めないでください。

でも、そのつらさの背景には、身体の機能的な問題(起立性調節障害)や、生まれ持った脳の特性(ADHD)が関係していることがあります。
無理してまわりの「 普通 」に合わせてつらい思いをするよりも、まずは自分の状態を正しく理解すること
から始めましょう。


あなたは一人じゃない。理解してくれる人がいます。

あなたがもし「これ私のことかもしれない…」と思ったら、
まず、信頼できる人や、起立性調節障害(OD)に詳しい医療機関に相談してみてください。

あなたの「しんどさ」は、「わがまま」や「怠け」ではなく、
もしかしたら「脳や体の仕組みの問題」からきているかもしれない
のです。
そして、それは正しい知識と支援で、少しずつでも改善していくことができます。


<参考リンク・相談先>

ディーキャリア新松戸オフィスでは、
上記の起立性調節障害のような症状や、ADHD特有の困りごとなどに関するご相談、
【 就職に関するご相談 】や【 事業所の見学 】【 プログラム体験会 】
など、随時おこなっております。

「 TEL 」 または、「 メール 」にて受け付けておりますので、
まずはお気軽にご連絡ください(^^)


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