2025年05月22日

【初めて就職活動をする人へ】～卒業生からメッセージ～

ディーキャリアを利用され、就職された元利用者様からメッセージを頂きましたので
ご紹介いたします。初めて就職活動をされる方々へ向けたメッセージになります。

私は就労移行支援事業所に通いながら、一般での就職活動をおこなっていました。
その経験から、「就職活動の流れ」と「就労移行支援事業所にサポートしてもらったこと」を説明します。

1. 就職活動の準備

まず、準備として自己分析をおこないます。最初は、「どんな会社に就職したいか」を考えると、その後の方針が立てやすいです。例えば、「仕事内容」や、「給料」、「勤務場所」などの条件があります。
この時に「絶対に譲れない条件」と、「妥協してもいい条件」で分けると就職活動に幅が持てます。
その後、その会社にとって有効な「自身の強み」や、「努力が必要な弱み」、会社が必要とする自身の情報をまとめます。この時、業界や会社を調べることも重要です。

分からないところは就労移行支援事業所のスタッフの方に相談に乗っていただき、客観的な意見を頂いたりなど、サポートしていただきました。

2. 書類作成

自己分析をおこなったら、次は書類を作成します。主な書類は、「履歴書」と「職務経歴書」です。
自己ＰＲと志望動機は、具体的なエピソードを載せることができると説得力が増します。

就労移行支援事業所のスタッフの方には、文章の添削を依頼して、より良いものを一緒に作っていただいていました。

3. 応募

ここまで準備が整ったら、「ハローワーク」や、「紹介エージェント」などに登録します。
登録するのは、どれか1つでも複数でも問題ないです。
登録後は、登録先のスタッフと連絡を取り合い、就職に関する相談をすることができます。その後、ハローワークや、ＷＥＢなどで求人情報を検索し、気になる求人が見つかったら実際に応募してゆきます。
　参考までにお伝えしますが、実際に応募しても、応募したほとんどの求人は、書類選考で落ちると考えたほうがいいです。選考に落ちたときは反省することも必要ですが、気分を落ち込ませないことが重要です。私も例外ではなく、しばらく選考落ちがつづいたときには、さすがに少し気分が落ち込んでしまいました。
就労移行支援事業所のスタッフの方には、気分が落ち込んだ時に声がけや面談をしていただき、いろいろと相談するなど、メンタルケアのサポートをしていただきました。

4. 面接

書類選考が進めば、いよいよ面接になります。 面接で緊張しない人はいません。
緊張しても質問に答えられるように練習することが大切です。このときに自己分析が役に立ちます。その他にはビジネスマナーを実践できるように練習することも重要です。今まで積み重ねてきたものを出して全力で臨みましょう。

就労移行支援事業所では、必要に応じて面接が決まった企業ごとに、面接練習の機会を設けてくださいました。

5. 就職活動を終えて… 感想

就職活動で大変だったことは、「自己ＰＲ」と「志望動機」をどう書くかということと、「面接での想定質問の回答」を考えて覚えることでした。就職活動は順風満帆ではありませんでしたが、就労移行支援事業所のスタッフの方からのサポートがあることで、無事乗り切ることができました。とても助かりました。ありがとうございました。