2025年04月25日

祝！就職された卒業生からのメッセージ✨️

先日就職が決まり、卒業されたディーキャリアの利用者様の卒業メッセージです。
今後、就労移行支援の利用を考えていたり、障がい特性を抱えながら就職活動をおこなっている皆さまに向けて、メッセージをいただきましたのでご紹介いたします。

■ ディーキャリアを選んだ理由。

私は当時、精神疾患からくる腹痛をつねに抱えている状態だったので外に出るのが怖いのと、長い引きこもり生活で頭の回転が鈍い状態でした。
そんな状態でしたので、就労移行支援事業所がどんな場所なのか全然知らないのにもかかわらず、特に深く調べずに、とにかく通えればいいと考え、距離的に通いやすいという理由だけでこの事業所を選びました。

まずは体験・見学をし、利用時間の10時から15時まで１日過ごしてみることにしました。
　すると…最初は緊張や不安感があったものの、実際に体験・見学してみると支援員の方がとても温かく親身に接してくださったので、不安感はすぐに消えていきました。
また、体験中に受けたプログラムで、自分の過去を振り返りながら自己理解する訓練を受けて、自分が「何について苦しかったか」を書き起こしてみると、今まで誰にも話せず、重いままだった気持ちがなんだか軽くなった気がしました。そして、そのことを伝えたところ、だれかに共感してもらえることで、体が少し軽くなった感覚がありました。

そうして体験1日目を終えたとき、ずっと苦しんでいた体調面が、少し改善しているように感じました。そのような経緯からディーキャリア新松戸オフィスにお願いして、そのまま２週間ほど体験者として、その後、ディーキャリアと本契約をして毎日通い始めました。

■ ディーキャリアで学んで改善できたこと

以前の私は何かをしようとしても、うまくできない不器用な人間で、ハサミで紙を切るにも切り口が曲がってガタガタになってしまっていました。折り紙をするにも何度トライしても、きれいに折るどころか紙を折ることもままならず、その度に「自分は何もできない人間だ」と落ち込んできました。

そんな私ですが、ディーキャリアの訓練を受けて学んだことがあります。
それは、自分のことを必要以上にネガティブに捉えてしまう思考のクセが、自分を苦しめているということ。
そのような「思考のクセ」を見直し、「自分はできない」という思考からくる「行動のロック」を掛けないように日々意識付けをしていたら、自分のなかで少しずつできることや、可能性の幅が増えていきました。

作業訓練を受けてからは、何度も同じトレーニングを繰り返していくうちに、だんだん慣れてきて作業スキルが上がり、丁寧さが上がっていきました。
　今までなら「これもまた失敗するのではないか」、「こんなことで間違えたら怒られるし情けない」、という不安や、恐怖心が出ていたのですが、自分自身と向き合ううちに「自分の可能性」を縛っていた悪い思考のクセを、訓練を通して段々と克服していくことができました。

他の人にとってはそれほど難しいことではないのかもしれませんが、
「自分の中でできることが増える」ことは、「自然なことである」と認識できるようになりました。
このように、ディーキャリアに通いながら「自分の思考をポジティブ」に変化させ、いろんなことに挑戦するモチベーションを持つことができるようになりました。

■ 就職活動で必要だと思ったこと

最後に就職活動についてお話したいと思います。
就職活動では、自分ひとりで抱えるのではなく、支援員の方に相談することが必要だと感じました。

私は過敏性腸症候群があり、極度の緊張から普段から耐え難い腹痛に襲われて、ひどいときは動こうにも動けない状態になってしまう体質なのですが、そういった体質の部分も含めて、履歴書の作成から面接準備まで寄り添ってサポートしていただけました。

特に、安心できたことは、支援員の方々が面接の会場まで同行していただけたことです。自分ひとりで不安を抱えながら会場に向かうのとは大きく違い、本当に心強かったです。いつも近くでお世話になっている支援員の方と面接を受けに行くことで、緊張はしても、腹痛症状は一切出てこず、体調面と心理面ともに万全の状態で面接に挑めました。ありがとうございました。

以上、おわり。

Ｔさん、卒業ブログありがとうございました！

そして、
この度はご就職おめでとうございます！

ディーキャリア新松戸オフィスのスタッフ一同、
Ｔ様の今後のご活躍を心より応援しております✨️
お近くにお越しの際は、ぜひ顔出してください。がんばってくださいね！！

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