配慮事項の作成ポイント

就労移行支援事業所ディーキャリア新松戸オフィスで施設長をしている野本です‼
趣味はラーメン屋さん巡りです🍜ぐるなびで調べて評価の高いところに行くのですが、
いつも混んでいて並ぶのが嫌いなので、食べられないということを繰り返しています。

さて、今回は面接の際に聞かれる「配慮事項」についてお伝えします。

面接で必ず聞かれる質問。それは「配慮事項は何ですか？」

障害者枠の面接の際に「配慮事項は何ですか？」という質問は必ず聞かれる質問です。
過去に何度も利用者様の面接に同行しましたが、おそらく聞かれなかったことは一度
もないと思います。

応募の準備として、配慮事項は自身の特性と対応策と一緒に書き出して、書面でわかる
ようにしておくことをお勧めします。応募書類送付時や面接時にお渡しすることで、
企業側に特性と配慮についての理解を深めて頂くことができ、働いた後の困りごとの改善
につながりやすくなると思います。

配慮事項を考えるポイント

配慮事項を考えて書き出す際に大切になってくるポイントは、企業側が求めている
ところ踏まえて考えることです。企業側が求めていることとは労働者に「配慮をする
ことで安定的な就労が行えて、パフォーマンスを発揮して成果を出してくれること」
を期待しています。

例えば…

→配慮：スピードを求められると焦ってミスが多くなるので、なるべく自分のペース
で行いたい

上記の内容は、お気持ちはわかりますが、成果を考えると正確性とスピードが求め
られますし、企業側が合わせなくてはいけないのかという印象を持ち、成果を出して
もらえるか不安に思います。

この内容を企業側の求めることを踏まえて考えると…

→配慮：自身のペースで業務進捗の問題はないか、確認のお時間を頂くと焦りの予防
にもなり、ミスなく業務に取り組むことができます。進捗に問題がある際は、目安の
ペースをご指導いただき、ペース配分的に難しい際は相談ができると嬉しいです。

企業に理解を求めることの大切さ

企業に労働者側が配慮として合わせてほしいと伝えるのではなく、こんな配慮を貰え
れば自分のパフォーマンスは発揮できて、求められていることに成果を出していけると
アピールすることや、その中で困ったときは相談するとお伝えすることで、企業側が
具体的に行うことがイメージできて、採用される可能性が高まると思っております。

配慮事項とは障害者枠雇用をする企業側の義務ではありますが、前提として「働いて
お金を頂く」「お金を頂く分は成果を出す」という考えが抜けないようにお伝えの仕方
を考えていくことで、自身の希望する企業への採用の道が開けていけると思っております。

配慮事項、一緒に考えます！

ディーキャリア新松戸オフィスでは、プログラムを通じて配慮事項をまとめたシート
作成を行い、面接時にどのようにお伝えするかなど、皆様の就職や安定した就労に
つながるようサポートいたします。ご興味がある方はお気軽にお問合せ、お待ちしております。

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