【大人の発達障害】就労移行支援でクローズ就労は目指せる?クローズ就労に必要なことは?
こんな疑問はありませんか?
就労移行支援を利用したら、
必ず障害者雇用で働かないといけないの…?
障害を開示して働くかどうか、一般雇用ではなく障害者雇用で働くかどうか、
悩まれる方も多いと思います。
今回の記事では、
・就労移行支援を利用して、
障害を開示しない働き方(いわゆるクローズ就労)を目指すことができるか?
・ディーキャリア芝浦オフィスではクローズ就労に向けてどのようなことができるか?
について解説していきます!
目次
クローズ就労とは?
そもそも、「クローズ就労」とはなんでしょうか。
クローズ就労とは、自身の障害を開示せずに一般雇用で働く働き方のことです。
障害のある方が働く場合には、
障害者雇用の枠で働くイメージが一般的かもしれませんが、
一般雇用で働く選択肢がないというわけではありません。
では、障害福祉サービスのひとつである就労移行支援を利用して就労する場合、
このクローズ就労で働くことはできるのでしょうか?
就労移行支援でクローズ就労は目指せる!
結論からいうと、
就労移行支援でもクローズ就労を目指すことはできます!
障害者総合支援法の規則第6条の9は、
就労移行支援の対象者を
「通常の事業所に雇用されることが可能と見込まれる」者としています。
働き方について特段の定めはなく、
必ず障害を開示して、障害者雇用で働かないといけないわけではないのです。
クローズ就労を目指す方であっても、
就労移行支援を利用してスキルを伸ばしたり、苦手に対する対処を身につけたりして、
就労への準備をすることができます。
クローズ就労を検討する際に考えておきたいこと
ここまで、
クローズ就労とは何か?ということと
クローズ就労を目指して就労移行支援を利用することも可能であること
を確認してきました。
クローズ就労の場合、
一般雇用で働くことになるため、
障害者雇用で働くよりも高い給与水準で働くことができたり、
キャリアアップがしやすいなどのメリットが多くあります。
一方で、クローズ就労を検討する際に考えておきたいことがあります。
それは、「合理的配慮がもらえない」ということです。
クローズ就労のデメリット:合理的配慮が受けられない
合理的配慮とは、
障害者を雇用する際に企業が本人に対しておこなう配慮のことを言います。
あくまでも必要性や過大な負担のないことが条件にはなりますが、
障害等に由来する苦手なことや困りごとに対して
周囲からサポートが受けられることで働きやすくなります。
クローズ就労の場合、
障害があることを開示しないため、
周囲からの配慮のないなかで働くことになります。
障害による苦手や困りごとについても、基本的に自分ひとりで対処をしなければいけません。
毎日の業務に追われながら、ひとりで対処をしつづけることは
長く働き続けることを考えたときにはとても大変です。
とはいえ、クローズ就労で働くことで
給与やキャリアについてのメリットを得ることができれば、
人生をより豊かにしたり、自分の可能性を広げたりしやすくなることは
また事実です。
クローズ就労を選択する際に重要なことは、
一般雇用で働くなかで課題になりうる自己の特性や苦手を理解し、
それらに対して自分でできるセルフケアや業務スキルを身につけていくことです。
ディーキャリア芝浦オフィスでできること
ディーキャリア芝浦オフィスでは、
クローズ就労で働きたい方
クローズ就労で働くかどうか迷っている方
それぞれに合ったサポートをご用意しています。
①実践的なコミュニケーション訓練
②クローズ就労を想定した関わり
③「就職後」を見据えたキャリアプランニング
以下、それぞれについて見ていきます。
実践的なコミュニケーション訓練
一般雇用で働くうえで課題となりやすいのが「コミュニケーション」です。
チームメンバーや取引先など、
さまざまな相手と適切なコミュニケーションをとることが常に要求されます。
ディーキャリア芝浦オフィスには、
連携している近隣のオフィスとのコミュニケーション訓練の機会が毎日設定されています。
実際の企業の会議でも使われるオンライン会議ツールを活用したり、
対面の場で訓練をおこなったりするなかで
普段、自分のオフィスで関わっていない相手ともコミュニケーションをとることができます。
頭で覚えた知識だけでは、コミュニケーションがうまくいかないことも多いです。
訓練の場でスキルを実践して、実際の経験を積み重ねていくことで
一般雇用の場でも通用するコミュニケーションスキルを磨くことができます。
クローズ就労を想定した関わり
クローズ就労を選ぶ場合、配慮のない環境で働くことになります。
上司や同僚など、周囲の人からも配慮ある対応を期待することは難しくなります。
そのため、ディーキャリア芝浦オフィスでは、
クローズ就労を希望される方に対して、ご本人の同意のもと、
模擬業務訓練等の際に
クローズ就労を想定したフィードバックやコミュニケーションを実施することで、
配慮のない環境での業務を訓練として体験することができます。
実際に厳しい環境や場面に身を置いて、
セルフケアなどを実践して対処する訓練ができます。
また、事業所内でのリーダー業務など、
責任ある立場で模擬業務訓練を受けることもできます。
事前の準備のないまま、実際の就労後に課題にはじめて直面しても、
ひとりで一から対処をしないといけなくなってしまいます。
就労移行支援は訓練の場です。
事前に訓練として厳しい環境を経験しておくことで、
必要な対処を身につけておくことができます。
もし、うまくいかないことがあっても、
訓練時間外での面談など、支援員が相談に応じられます。
「就職後」を見据えたキャリアプランニング
長く働き続けていくためには、
「就職」をゴールとするのではなく、
長期的なキャリアのイメージをもって働き続けていくことが重要です。
ディーキャリア芝浦オフィスでは、
自身の「なりたい姿」をもとに、
将来の中長期的なキャリアプランを設計することができます。
キャリアプランに向き合うなかで、
「どうしてクローズ就労で働くのか?」
「クローズ就労で働くことは自身の将来にとってどのような意味を持つのか?」
を具体的に考えることができます。
給与・キャリアなど得られるものもある半面、
厳しさもあるクローズ就労については、
何を大事にするのかを考え抜き、納得感をもって選択することが大事です。
「就職後」を見据えたキャリアプランニングを支援員とともに考えていくことで、
納得感のある選択ができるのではないでしょうか。
まとめ
クローズ就労はメリットも多くある半面、
「配慮が受けられない」という厳しい部分もあります。
就労移行支援を利用することで、
クローズ就労の環境で必要なスキルを身につけることは、
クローズ就労で長く働いていくために重要です。
ディーキャリア芝浦オフィスでは、
クローズ就労を目指す方
クローズ就労で働くことを迷っている方
にもそれぞれに合った支援をさせていただきます。
そもそもクローズ就労で働くかどうかを一緒に考えることもできますし、
訓練を受けるなかで、障害を開示して働いたり、障害者雇用で働くことにしても大丈夫です。
無料体験会に来てみませんか?
「クローズ就労で働くにあたって必要なことを考えたい!」
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ぜひディーキャリア芝浦オフィスの無料体験会にお越しください。
ディーキャリア芝浦オフィスにお越しいただき、
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☑ 就労移行支援にすでに通っているが不安や不満がある
☑ クローズ(障害者雇用枠以外)就労を目指したいが、特性への自己対処に自信がない
そんな不安や悩みを抱えている方は、ぜひ、お気軽にご連絡ください。
ディーキャリア芝浦オフィスでは、
障害者雇用枠を目指したい方はもちろん、
一般雇用枠での就職を希望されている方へのサポート
も積極的におこなっています。
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そんなあなたのサポーターになれることを、スタッフ一同、心待ちにしています!
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