当事者イベント紹介:障害のある私が働けるようになった理由
こんにちは!就労移行支援事業所 ディーキャリア大阪なんばオフィスです。
当事業所では就職に役立つイベント、生きづらさにアプローチできるプログラム体験会などを定期的に開催しています。
その中でも人気の「障害をもって働く当事者の声を届ける」イベントをディーキャリア大阪なんばオフィスから就職された卒業生をお招きし、2022年10月9日に実施しました。
今回のイベントでは「実際働いてみてどうだったか、働くためにやっておいたほうがいいこと」など現在就労移行支援事業所に通われている方や、イベントに参加された当事者の方の質問に答えていただきました!
そんな当事者のリアルな声をこの記事ではレポートしたいと思います。
イベント内容
2022年10月9日(日)
イベントタイトル『障害のある私が働けるようになった理由』
登壇者:ディーキャリアから就職された卒業生3名
Aさん:クローズ就労(一般企業)
Bさん:オープン就労(一般企業)
Cさん:オープン就労(特例子会社勤務)
インタビュー:質問と回答の紹介(当事者の声)
Aさん:クローズ就労(一般企業)
Bさん:オープン就労(一般企業)
Cさん:オープン就労(特例子会社勤務)
Q1「就職を目指す際に就労移行支援が必要だと思った理由はなんですか?」
Aさん「ディーキャリアのイベントに参加して初めて就労支援が受けられることを知りました。イベントでスタッフの方の話を聞き、そんな福祉サービスや施設があるなら利用してみたいと思いました。」
Cさん「体験を通して自分と向き合うことが大切だと思ったからです。また、就活だけをして過ごすと前職からの空白期間ができてしまうので、訓練をしていたと説明できることもメリットに感じました。」
Q2「数ある就労移行支援の中でディーキャリアに決めた理由はなんでしょうか?」
Bさん「他の就労移行支援事業所と違い、スタッフがしっかり向き合ってくれると感じたからです。」
Cさん「就業実績がパンフレットに記載されていたので信用できるなと感じました。」
Q3「ディーキャリアに来る前(前職で)は、どんなことで困っていましたか?また、どんな風に変わりましたか?」
Aさん「人に相談できないこと、考えすぎて報連相が遅くなってしまうことなどがありました。今は迷う時、時間がかかりそうな時は相談できるようになりました。また自分を褒めることも全くしていなかったのですが、自分を労たリ褒めることも必要なことを知り、褒めることができるようになりました。」
Bさん「日中の活動に支障がでるくらい不安が強くなったり、ちょっとしたことで怒ってしまったりということがありました。ディーキャリアで訓練することで、自分の感情をコントロールできるようになり、安定して勤務できるほどになりました。」
Cさん「自分が発達障害であることを受容できていなかったと思います。ディーキャリアに来て自分と向き合うこと、自分と同じように障害を持つ方と話をしたり、一緒に訓練をする中で受容できるようになったと思います。また、自分が前職で何に困っていて、何故つまづいたのかを言語化できるようになりました。」
Q4「ディーキャリアを利用中、一番印象に残っていることは?」
Aさん「自分が何が苦手なのかを受け止め、その苦手に対し何ができるかを考えてその訓練に取り組んだことが自分の中で大きかったです。また、自分以外の人と関わり、それぞれが頑張っている姿を見て励みにもなりました。」
Bさん「働いた経験がなく、スタッフの方に“責任のない仕事をしたい”と話をしたところ、“そんな仕事はないよ”と言われたことが印象に残っています。その言葉を今も忘れないよう責任をもって働いています。」
Cさん「自分の特性と他者を知り合い、認め合う空間で過ごせたことが自己理解にも繋がり、自分のことも認めることができるようになったことです。」
Q5「就職活動を振り返って、何社ぐらい受けましたか?」
Aさん「書類の応募は15社くらいで、面接は4.5社くらいだったと思います。」
Bさん「5社くらいで、実習へ4社行きました。」
Cさん「エージェントを使って15社以上受けたと思います。」
Q6「職場の上司や、周囲との関わり方、人間関係においてどのようなことを意識していますか?
Aさん「自分がどんな考えを持って判断したのかなど、日々自分の考えや思いを伝えることを意識しています。」
Bさん「誰に対しても丁寧で低姿勢な対応や言葉遣いを意識しています。」
Cさん「いろんな障害特性があることを理解したうえで、どうすればお互いうまくいくか、みんなが仕事をしやすいかを考えて働くようになりました。」
Q7「働きながらのストレス発散法は?」
Aさん「仕事を家に持ち帰らないこと。仕事を家でしないことはもちろん、仕事であったことを考えるなどもしないようにしてオン・オフを分けるように意識しています。」
Bさん「週末に銭湯に行く、美味しいものを食べにいくなどしています。また少し早めからその予定を立てることで、予定を楽しみに仕事をすることができています。」
Cさん「これまで頑張ることが当たり前だと思っており、自分にご褒美をあげるという考えはなかったのですが、自分にご褒美をあげてもいいんだということを知り、休日にカフェに行くなどご褒美の時間を設けるようにしています。」
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これらの質問以外にも、イベントに参加された方からの質問などにも答えていただきました。
たくさんの方の前での発表、緊張したことと思います。本当にありがとうございました。
今後のイベント情報
ディーキャリア大阪なんばオフィスでは、就労移行支援のサービス内容や、利用するメリットをたくさんの方に知ってもらえるよう、さまざまなイベントをおこなっています。
《イベント例》
・プログラム体験会(ディーキャリアの実際の訓練の体験会)
・当事者会(発達障害をはじめ、障害をおもちの方の当事者同士の交流会)
・なんでも相談会(専門の支援員にどんなことでも相談できる会)
・支援員向けイベント
・就職セミナー(障害者雇用を目指す方向け、どんな準備が必要なのかなど)
これまで求職中、休職中の当事者の方を始め、転職を考えておられる方、大学在学中の方、生きづらさを抱えておられる方やそのご家族、支援者の方などにイベントにお越しいただいています。
お気軽にお問い合わせください。
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