人間関係が苦手な人の共通点
こんにちは、ディーキャリア大阪なんばオフィスの支援員Aです。
今日は、離職理由の上位に常に入ってくる「人間関係」についてお話ししたいと思います。
テレビプロデューサーの佐久間宣行さんの著書『ずるい仕事術』(ダイヤモンド社)を
読んでいる時に気づかされたのですが、
人間関係が苦手な人の共通点としてあげられるのが、
ズバリ「相手のメンツを潰している」という点です。
相手のメンツを潰すとは?
逆に言うと人間関係が上手い人というのは、相手のメンツを潰しません。
簡単に言うと相手に逃げ道を与えているということです。
「これ以上言ったら、相手の立場が無くなるな」というラインまで言ったら、
それ以上は責めない。それ以上、責めてしまったら相手は立場がなくなり、
もれなく、あなたを「敵」として認定します。
人間関係がうまくいかないというのは、相手に「敵」と認定されているか、
自分が相手を「敵」として認定しているかのどちらか、もしくはその両方です。
相手のメンツをつぶした瞬間に相手にとっての「敵」になってしまう。
こうなってしまうと人間関係は一気に悪化します。
ディーキャリアでは、自他ともに尊重したコミュニケーションである
「アサーティブコミュニケーション」を訓練として導入しているのですが、
まず相手を尊重していることを相手に伝えること。
これが何よりもコミュニケーションでは重要になります。
相手を尊重しているかどうかの判断基準として、
「相手のメンツをつぶしていないかどうか」をもっておくのが良いと思うのです。
自分も相手も尊重したコミュニケーションを目指そう
「良好なコミュニケーション」というのを言い替えると
「自分も相手も尊重したコミュニケーション」ということができるかと思います。
その簡単な実践方法として「相手のメンツをつぶさない」というのを実践してみてはどうかと思うのです。
別の言い方をすると相手を傷つけるコミュニケーションばかりとっていると
周りは敵だらけになってしまいます。
多くの人はあなたと話したときにどんなことを話したかなんて一字一句覚えていません。
覚えているのは、「あなたと話したときにどんな気分になったか」です。
あなたと話したときにいい気分になったら、もっとあなたと話をしようとするでしょうし、
その逆なら、あなたと距離をとるようになると思います。
人間関係がうまくいかなくて困っているという方は、
「相手のメンツをつぶさない」ということがヒントになるのではないでしょうか。
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