復職後「無理」を続けないために~自分を守る「自分センサー」の作り方~

「次は同じ失敗を繰り返したくない」「どうすれば安定して働き続けられるだろう」と不安に感じることはありませんか?
働き続けるために大切にして欲しいことは、自分の状態を客観的に把握し、疲れやストレスを早期検知する「自分センサー」を持つことです。心身の不調サインに早く気づき、安定して働くために、「マイ・ダッシュボード」構築方法についてご紹介します
【このブログで分かること】
- 不調に早く気づくことが重要な理由
- 自分センサーを構築する5つのステップ:①「良い時の自分」を基準にする②「いつもと違う」を検知する3つの視点③モニタリングの「リズム」を作る④過去データとの「ギャップ」を見る⑤「周囲の目」をリンクさせる
1. なぜ「早く気づく」ことが重要なのか?
不調を感じても「まだ大丈夫」と無理を続けてしまうと、エネルギーが急激に低下し、回復に多大な時間を要することになります。逆に、不調が小さいうちに対処できれば、短期間で元の状態に戻ることが可能です。この「早めの対処」を可能にするのが、自分専用のセンサーなのです。

2. 自分センサーを構築する5つのステップ
ステップ1: 「良い時の自分」を基準にする
まずは、調子が良い時の自分の状態を「ゼロ地点」として定義しましょう(キャリブレーション)。
- ぐっすり眠れているか?
- 美味しくごはんが食べられているか?
- 自然に笑顔が出ているか? これらの基準が崩れ始めたら、それが最初の「サイン」です。

ステップ2: 「いつもと違う」を検知する3つの視点
「いつも違う」を感じる不調のサインは、以下の3つのマトリックスで捉えると分かりやすくなります。
- 心(Mind): イライラする、不安になる、考え込む
- 体(Body): 頭痛、肩こり、朝起きるのがつらい
- 行動(Behavior): ミスが増える、人と話したくなくなる あなたのダッシュボードで、一番最初に点滅するインジケーターはどれでしょうか?

ステップ3: モニタリングの「リズム」を作る
不調になってから確認するのではなく、日常の中に自分をスキャンする仕組みを組み込みます。
- 毎日17:00に: 今の疲れを5段階でスキャンする
- 毎週金曜日に: 1週間の状態を振り返る

ステップ4: 過去データとの「ギャップ」を見る
「最近調子が良かった日」の生活リズムと、現在の状態を比較してみましょう。 例えば、以前は23時に寝ていたのが、今は1時30分になっていないか、ランニングや読書などの習慣が抜けていないかを確認し、その「差(ギャップ)」を特定します。

ステップ5: 「周囲の目」をリンクさせる
自分自身のセンサーには必ず「気づかないところ」があります。 信頼できる周囲の人(家族や信頼できる人など)に、「自分では気づかないサインを見ていてほしい」と観測を依頼し、不調が見えた時のフィードバックや対処法を事前に伝えておくと、より安心です。

3. まずは、明日から「1つだけ」決めてみよう
いきなり完璧なシステムを作る必要はありません。まずは明日から稼働させるセンサーを1つだけ決めてみてください。
「毎日〇時に、〇〇で、〇〇を確認する」 (例:毎日23時に寝て、ベッドの中で、今の疲れを5段階で確認する)
この小さな継続が、あなた自身を守る強力な力になります。 ディーキャリア大分オフィスのリワークプログラムでは、このような自己管理スキル(セルフ・センサーループ)の習得を目指し、セルフマネジメントの方法を提案しています。さまざまな方法の中からご自身に合った方法を選び、セルフマネジメントの自立を目指し、スタッフがサポートしていきます。
人で抱え込まず、持続可能なパフォーマンスを目指して一歩ずつ進んでいけたらと思います。

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