発達障害ASD 気持ちを読み取ることが難しい…
こんにちは、ディーキャリア町田オフィスです。
ASDの特性として聞くことがある、「気持ちを読み取ることが難しい…」について
ディーキャリア町田オフィスの訓練と関連付けてお話を書いていきます。
ASDの特性とは？
1:コミュニケーションの難しさ…他者とのやり取りの難しさ
2:社会性の難しさ…他者との社会的な相互関係を築くことが苦手
3:興味・関心の狭さ、偏り…限定的な興味・関心、こだわりの強さ、
ASD（自閉スペクトラム症、自閉症スペクトラム障害）には３つの特性があると言われています。
今回は1のコミュニケーションの難しさについてです。
①「1:コミュニケーションの難しさ（相手の気持ちを読み取る）」はどんなとき？
例えば…
一緒に働いている人が普段と違う表情をしている。（何か困っているのかも…）
他者から笑顔で感謝される。（喜んでくれているのかも）
眉間にしわが寄っている表情が出ている人がいる。（怒っているのかも…）
早口でまくし立てるような話し方の人がいる。（焦っているのかな…）
など、こういう状況は日常で見かけることがあります。
そのときに同じ職場の人であれば、声をかけた方がよいのか、またはあえて声をかけない方がいいのかなど
瞬間的な判断が必要になることがあります。
「やっておけばよかった…」などタイミングを逃し困ったことはありませんか。
②上記の状況のときはどう対応するか
過去に類似体験がある方は、これらの状況のときはどのような対応をしましたか。
声をかけるにせよ、かけないにせよベストな行動をとれると自分も安心できますよね。
反対に、行動を起こすべきときに起こせず落ち込んだりすることもありますね。
もしかしたら、今までに「類似体験」があれば、行動をおこしやすいのかもしれません。
③ディーキャリア町田オフィスの訓練では
訓練では、多くのことを体験していただいたり、仮想ケースでイメージトレーニングを重ねていただいたりしています。ライフスキルコースの訓練では、上記のブログタイトルのような、実際に仕事で起きやすい内容のケース検討を座学で行います。ただ、ケース検討について、こちらから正解を教えるのではなく利用者のみなさんと一緒にスタッフもベストアンサーを考えていくスタイルをとっています。
そのため、多くの利用者がご自身の考えを述べてくださるので、「他者意見を広く聞くことで自分の認識を広げることができる」訓練となっています。
まずは、一緒に訓練を重ねて、「対処法を一緒に考える」「ロールモデルを見る」「ロールプレイをする（チャレンジ）」などをおこない、徐々に慣れていける環境を用意しています。
ぜひディーキャリア町田オフィスの訓練でいろいろな経験を積んでみませんか。
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