2024年08月19日

自己理解について

皆様こんにちは！
ディーキャリア町田オフィスの訓練生です。
今日は自己理解について利用者目線でお話しできたらと思います。

そもそも自己理解とは、
「自分自身のことを深く理解し、ありのままの自分を受け入れる」ことを言います。
自分の苦手なこと、得意なこと、特性のこと、将来のこと…。
“自分が自分らしくいられる”ために自己理解を深めていきます。
ですが単に自己理解を深めるだけではありません。

自己理解・特性理解を最終的には就職活動において“企業に伝える”ことが必要です。
「自分は○○という特性に対しては△△という対処をおこなうことで、××という効果を得られました。」
「△△を実践するため、□□ということをしていただけますと、より自身のパフォーマンスを発揮しやすくなります。」

自身の対処法によって得られる効果や“どうプラスに変わるのか”、
そして“自身の力ではどうしても力を貸していただかないとできないこと”を企業に配慮していただきたいこととして相手に伝えます。
これが「配慮依頼事項の伝え方」となり、そのためには自己理解が不可欠、というわけなのです。

また皆さんには“特性による強み”があることをご存知でしょうか？
「特性＝できないこと、困りごと」となりがちですが、
「特性があるからこそできる強み」もあります。
リフレーミングという見方を変えて捉え方をポジティブにするものです。
例えば「過集中があることで一つの業務に対して集中して効率よく業務を進めることができます。」、
「何事にも不安を抱えやすいですが、その分細かなミスなどに気づきやすいです。」などなど。
どうでしょう、特性があってもアピールポイントになることがお分かりいただけたかと思います。

繰り返しになりますが、「自分」という存在をよく知れば知るほど、
書面や面接の場において、自己PRや配慮依頼事項を伝えることなどができるのです。
そしてその自己理解は、少し時間はかかりますが、ディーキャリアの訓練の中で実施できるのです。

また、企業に伝える際の「伝え方（＝アサーション/アサーティブ）」や、
物事の見方を変える「リフレーミング」も、ディーキャリアの訓練の一つなのです。
主にライフスキルコースで学んで身に着けるものではありますが、
ワークスキルコース、リクルートコースでも生かす場面がたくさんあるのです。
1つのスキルが多方面に応用が利く、っていいですよね。

この機会にぜひ見学・体験にいらしてみてはどうでしょうか。
文面だけでは伝わり切らないことも、見学・体験にいらしていただけると、
よりイメージがつきやすくなるはずですよ！