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共通認識を持つためのコミュニケーション~ボードゲームを通して学ぶ~

こんにちは!
ディーキャリア川崎オフィス、生活支援員の伊藤です。

就労の場面では、「言わなくても伝わるだろう」「なんとなくこういう意味だろう」といった思い込みが、すれ違いやミスにつながることがあります。
当事業所では、そうした“認識のズレ”を楽しく体験しながら学ぶツールとして、ボードゲームを取り入れています。本日も、自習時間中に参加を希望される利用者さんを募って、自習時間中に「ito」というボードゲームを実施しました。


ボードゲーム「ito」とは?

「ito」は、参加者それぞれが数字の書かれたカードを持ち、
お題に沿って「自分の数字がどのあたりか」を言葉だけで表現し、
全員で数字の小さい順に並べることを目指す協力型のゲームです。

数字そのものを言ってはいけないため、

  • どんな表現なら伝わるか
  • 相手はどう受け取るか

を自然と考える必要があります。

今回の参加人数は6人前後
お題のひとつに「食べ物のカロリー」がありました。

「1に近い食べ物は?」「100に近い食べ物は?」
同じお題でも、

  • 「1=ほぼゼロカロリーのもの」
  • 「100=がっつり高カロリーなもの」

と、人によってイメージはさまざまです。

利用者さん同士で
「それは自分の中ではもう少し高いかも」
「自分はその食べ物をもう少し軽く感じる」
といったやり取りが生まれ、認識をすり合わせる場面が多く見られました。


難しかった点・盛り上がった点

ゲームを始めたばかりの頃は、
数値の基準がそろわないまま進んでしまうこともあり、なかなかうまくいきませんでした。

しかし、回数を重ねて慣れてくると状況が変わります。

特に印象的だったのは、
それぞれが持っているカードの数値差が1~2程度しかない場面です。

ほんのわずかな差を、

  • 言葉のニュアンス
  • 例えの工夫

だけで表現し合い、見事に正解できたときは、自然と盛り上がりが生まれていました。

数値の差が1~2程度だった時の様子。
この僅差でも、数字の順になるように話し合いができていました!

このボードゲームを通して学んでほしいこと

このゲームを通して伝えたいのは、

「なんとなくこうだろう」という思い込みは、仕事の中でもズレを生む

ということです。

仕事では、

  • 指示の受け取り方
  • 優先順位の認識
  • 言葉の意味の捉え方

など、小さなズレが積み重なることがあります。

だからこそ、

  • 確認する
  • 言葉にして伝える
  • すり合わせる

といったやり取りがとても大切です。

「ito」は、その大切さを楽しみながら体験できます。


最後に

当事業所では、こうしたボードゲームを活用しながら、
就労に必要なコミュニケーション力やチームワークを身につけていただいています。

「話すのが苦手」「自分の考えを伝えるのが不安」
そんな方でも、ゲームを通して少しずつ経験を積むことができます。

ご興味のある方は、ぜひ見学・体験にお越しください。
一緒に、安心して働くための力を育んでいきましょう。

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