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【発達凸凹×年末年始】年末に向けて、少し早めに準備を始めませんか?

こんにちは!ディーキャリア 川崎オフィス 職業指導員の吉村です。

気がつけば今年もあと1ヶ月余り。カレンダーをめくるたびに「もうこんな時期?」と驚く方も多いのではないでしょうか。時間の流れ方が一定に感じられないのは、私たちの脳の特性かもしれませんね。

今回は、年末をできるだけ穏やかに過ごすための準備について、実践的なヒントをまとめてみました。発達凸凹のある方なら「わかる」と思っていただけるエピソードも交えながら、一緒に考えていければと思います。

年賀状は、今から少しずつ

「今年こそ早めに準備しよう」と毎年心に誓うものの、気づけば12月29日。慌ててコンビニへ駆け込み、深夜まで宛名書き――そんな経験、ありませんか?

年賀状の準備は、実は「やることを細かく分ける」練習にぴったりです。

  • 11月中に送る相手をリストアップする
  • 12月初旬にデザインを選んで注文(または購入)する
  • 具体的に「年賀状を書く日」をカレンダーに記入する

一度に全部やろうとせず、工程を分けることで、ぐっと取り組みやすくなります。もちろん、最近は連絡手段も多様化していますから、「これは本当に必要?」と見直してみるのも一つの方法です。

冷蔵庫の中を、そっと確認してみる

年末年始は食材の買い出しも増える時期。でも冷蔵庫の奥には、「いつ買ったか思い出せない」ものが眠っていたりしませんか?賞味期限を見て驚くことも、決して珍しくはありません。

今のうちに冷蔵庫の中身を把握しておくと、無駄な買い物を防げます。スマートフォンで庫内を撮影しておけば、買い物中に「あれ、醤油あったっけ?」と悩むこともなくなります。

「とりあえず買っておこう」は、私たちにとって魅力的な言葉ですが、少しだけ立ち止まってみることも大切です。

大掃除は「完璧」を目指さなくていい

「よし、大掃除をしよう」と引き出しを開けたら、昔の写真や手紙が出てきて、気づけば2時間が経過――。掃除は一向に進まず、思い出に浸っていただけ、なんてこと、ありますよね。

大掃除のコツは、完璧を目指さないこと。

  • 一日で全部終わらせようとしない(場所や日にちを分ける)
  • タイマーを30分セットして、終わったら必ず休憩
  • 思い出の品は専用の箱に一時避難させる
  • 「8割できれば十分」と考える

完璧を目指すと、かえって動き出せなくなることがあります。「まあまあきれい」で合格点。それくらいの気持ちで、少しずつ進めていきましょう。

年末年始のスケジュールを「見える化」する

年末年始は、普段と違うリズムで日々が過ぎていきます。「今日は何曜日?」「もう仕事始め?」と混乱するのは、誰にでもあること。特に、時間感覚が独特な方にとっては、要注意の期間です。

対策としては、スケジュールを可視化することが効果的です。

  • カレンダーに色分けで「休日」「予定あり」「通常営業」を記入
  • スマートフォンのリマインダーを、少し多めに設定
  • 寝る前に「明日は何をするか」を確認する

特に、三が日明けの「今日は何日?」問題は毎年起こりがち。ツールを活用してスケジュールを可視化して、頭の中をスッキリさせましょう。

お正月料理は、無理をしない

「おせち料理、手作りしてみようかな」とレシピをたくさん集めたものの、結局作れたのは卵焼きだけ。最終的にスーパーで買ってきた――そんな経験のある方もいるかもしれません。

料理の得意・不得意は、人それぞれ。苦手なら最初から「買う」という選択肢を外さなくても大丈夫です。もし作るなら、1〜2品だけと決めておくと、気持ちも楽になります。

大切なのは、「頑張った自分」を認めてあげること。どんな形であれ、準備しようとした気持ちそのものが、すでに素晴らしいことなのです。

年末年始の出費を、ざっくり見積もる

お年玉、帰省の交通費、外食費、福袋――年末年始は何かと出費がかさみます。「まあ、何とかなるだろう」と楽観的に考えていると、1月の給料日前に困ることも。

事前に必要な出費をリストアップして、おおよその予算を立てておくと安心です。封筒に分けて管理したり、家計簿アプリを使ったり、自分に合った方法を見つけてみてください。

「衝動買い」は私たちにとって身近なリスク。特に年末は誘惑も多い時期です。少しだけ、立ち止まる習慣を意識してみましょう。

親戚との会話、少しだけ準備する

「お仕事はどう?」「最近どう?」といった定番の質問に、どう答えるか。会話が得意でない方にとっては、ちょっとしたストレスになることもあります。

無難な返答を2〜3パターン用意しておくと、心に余裕が生まれます。また、「逆に○○さんは?」と質問を返す技も有効です。どうしても辛いときは、「お手洗い」という一時退避の手段もあります。

会話が苦手なことは、決して悪いことではありません。少しの準備と工夫で、乗り切ることはできます。

自分へのご褒美を、忘れずに

他の人のサポートは一生懸命できるのに、自分のことはいつも後回し。年末になって「ああ、今年も疲れたな」とふと気づく――そんな経験はないでしょうか。

12月のどこかで、「自分へのご褒美デー」を作ってみてください。好きなものを食べる、好きなことをする。ただそれだけで構いません。

また、「今年できたこと」をリストにして眺めてみるのもおすすめです。小さなことでもいいのです。ここまで来られたこと自体が本当にすごいことなのですから。

最後に

年末は誰にとっても慌ただしい時期ですが、発達凸凹のある方にとっては、いつも以上にハードルが高く感じられることもあります。

でも、少しの準備と工夫で、グッと楽になります。

一番大切なのは、「完璧でなくていい」ということ。60点で合格。いえ、50点でも十分です。「できなかったこと」より「できたこと」に目を向けて、少しでも穏やかな年末年始を迎えられますように。

まだ少し早いですが、どうぞ良いお年をお迎えください。


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