BLOG

発達障害と「暑さに弱い」特性について

こんにちは。サービス管理責任者の目黒です(*’ω’*)

9月に入りましたがまだまだ残暑厳しい日が続いていますね💦

夏の暑さは誰にとっても大変ですが、発達障害のある人の中には「特に暑さに弱い」「すぐに体調を崩す」と感じる方が少なくありません。
これは気のせいでも甘えでもなく、発達障害に伴う特性が関係していることがあります。

この記事では、暑さに弱くなりやすい理由を特性の観点から整理し、日常生活での対策や周囲の配慮について詳しく紹介します。


☀️暑さに弱くなりやすい特性

1. 感覚過敏

発達障害のある人には、音・光・温度・触覚などへの過敏さが見られることがあります。

  • 汗のベタつき
  • 日差しのジリジリ感
  • 湿気のまとわりつき
    これらが強烈なストレスになり、集中力や体調に大きな影響を与えます。

2. 感覚鈍麻(低反応)

逆に、暑さや喉の渇きを感じにくい人もいます。

  • のどが渇いても気づかない
  • 暑さを感じにくく、熱中症になるまで我慢してしまう
    といったリスクにつながることがあります。

3. 自律神経の調整の難しさ

自律神経は体温を調整する役割を担っていますが、発達障害のある人ではバランスが崩れやすいと言われています。

  • 体に熱がこもりやすい
  • 汗をかきにくい、またはかきすぎる
  • 急にのぼせたり、体力を消耗したりする

4. 実行機能の弱さ

暑さ対策を「気づいてすぐ行動する」のが難しいこともあります。

  • 「喉が渇いたから水を飲もう」と結びつかない
  • 暑いのにエアコンをつけ忘れる
  • 外出時に帽子や飲み物を持っていく準備ができない

こうした「気づきにくさ」や「行動の遅れ」も体調を崩しやすい要因です。


🧊暑さ対策の具体例

身体を守るための工夫

  • 定期的な水分補給:タイマーやアプリで「飲水リマインダー」を活用
  • 冷却グッズ:ネッククーラー、保冷剤入りタオル、携帯扇風機など
  • 服装選び:吸汗速乾素材、ゆったりした衣類、帽子やUVカットの羽織もの

環境調整

  • 温度計を見える場所に置く:体感ではなく数値で判断
  • エアコンを我慢しない:温度と湿度を両方調整する
  • 外出時間を工夫する:朝や夕方など比較的涼しい時間帯を選ぶ

習慣づけ・工夫

  • チェックリストで準備(飲み物・帽子・日傘などを確認)
  • 衣類やタオルを多めに持つ(不快感を減らす)
  • スケジュールに休憩を組み込む(無理をしない)

🍀周囲にできる配慮

職場や学校での配慮

  • 空調の温度を一定に保つ
  • 水分補給を自由にできる環境をつくる
  • 暑い時期の屋外活動に無理をさせない
  • 日陰や涼しい場所で休めるスペースを確保する

家族や友人のサポート

  • 「水分をとった?」「冷房つけようか?」と声をかける
  • 外出時に飲み物や冷却グッズを一緒に持つ
  • 本人が「弱い」と思われないよう、自然な形で配慮する

😊まとめ

発達障害のある人が暑さに弱いのは、

  • 感覚過敏や鈍麻
  • 自律神経の不安定さ
  • 実行機能の難しさ
    といった特性が影響しています。

これは「怠けている」わけでも「根性が足りない」わけでもありません。
自分に合った工夫を取り入れ、周囲の理解と配慮を得ながら、まだまだ続く残暑をうまく乗り切りましょう。

個別相談のお申し込みはこちら
https://forms.gle/egiq9kpt8zyStUzF6
「ディーキャリア川崎オフィス」のイベント案内はこちら
https://forms.gle/jBDkjqADH8GmSsRz9
ディーキャリア川崎オフィスの紹介はこちら
https://dckawasaki.my.canva.site/home-support