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🌀朝起きられないのは甘えじゃない!「起立性調節障害」とは?

こんにちは。

生活支援員の齋藤です。

「朝起きられない」「立ちくらみがひどい」「学校や仕事に行けない」——
そんな悩みを抱える子どもや若者に多い病気のひとつが**起立性調節障害(OD)**です。

一見『怠け』や『やる気がない』と思われがちですが、これは自律神経の不調による立派な身体の病気です。
今回は、起立性調節障害について解説します。

🧠 起立性調節障害とは?

起立性調節障害(Orthostatic Dysregulation)は、自律神経の働きが乱れることで、
血圧や心拍数の調整がうまくいかず、立ち上がったときに全身に十分な血液が行き渡らなくなる状態です。

特に思春期の子どもに多く見られ、学校に行けなくなることもあるため、不登校の一因としても注目されています。

🔍 主な原因

  • 自律神経の乱れ
     成長期のホルモンバランスの変化やストレスによって、自律神経の働きが不安定になります。

  • 生活リズムの乱れ
     夜更かしやスマホの使いすぎによって体内時計が乱れ、朝の血圧調整がうまくいかなくなります。

  • 精神的ストレス・環境変化
     進学、家庭環境の変化、人間関係の悩みなどが引き金になることもあります。

  • 体質的な要因
     低血圧体質や、体内の水分・塩分バランスが関係することも。

⚠️ 主な症状

  • 朝起きられない(午前中に症状が強く、午後は比較的元気)

  • 立ちくらみ、めまい、失神しそうになる

  • 動悸や息切れ

  • 頭痛、倦怠感

  • 食欲不振や吐き気

  • 学校や職場に行くのが困難になる

これらの症状は、「さぼり」「甘え」ではなく、身体がコントロールできなくなっているサインです。

💊 治療方法と対処法

✅ 生活習慣の見直し

  • 朝決まった時間に起きて、日光を浴びる(体内時計のリセット)

  • 規則正しい食事と睡眠

  • スマホやゲームは夜遅くまでしない

  • 水分・塩分を意識して摂取(血圧を安定させるため)

✅ 適度な運動

  • 下半身の筋肉を鍛えることで、血液を心臓に戻す力を強くします

  • スクワット、階段昇降、ストレッチなどを日常的に取り入れると◎

✅ 薬物療法(必要に応じて)

  • 症状が重い場合は、医師の判断で血圧を上げる薬(ミドドリンなど)や漢方薬が処方されることもあります。

✅ 心のケアも重要

  • 精神的なサポートが必要な場合は、カウンセリングや学校の相談室の利用も有効です。

  • 周囲の理解とサポートが回復の鍵になります。

📝 まとめ

起立性調節障害は、思春期の子どもに多い「見えにくい病気」ですが、適切な理解と対応をすれば十分に改善が可能です。
本人の努力だけでなく、家族や学校、医療機関が連携して支えることが大切です。

「甘えてる」「怠けてる」と決めつけるのではなく、“身体の不調”として正しく理解することから始めましょう。

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