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【発達凸凹】ADHDと睡眠障害

こんにちは。

生活支援員の齋藤です。

発達障害のADHD(注意欠如・多動性障害)と睡眠には密接な関係があり、多くのADHD患者が睡眠障害を経験しています。

今回は、ADHDと睡眠障害の関連性についてご紹介したいと思います。

ADHDと睡眠障害の関連要因

  1. 睡眠の質の低下
    • ADHDのある人は、深い眠り(ノンレム睡眠)に入るのが難しいことが多く、睡眠の質が低下しやすいです。このため、朝起きた時に十分に休めた感じがしないことがあります。
  2. 入眠困難
    • ADHDのある人は頭の中で思考が止まらず、特に夜になると考えごとが多くなりやすいです。このため、布団に入ってもすぐに眠れない入眠困難がよく見られます。
  3. 覚醒障害
    • ADHDのある人は朝起きるのが苦手で、しばしば「覚醒障害」に悩まされます。睡眠が浅くなりがちなため、規則的な起床が難しく、朝の疲労感や眠気が続くことがあります。
  4. 昼間の眠気と過覚醒
    • 睡眠不足によって昼間の眠気が強くなる一方で、注意力を要する場面で突然過度に活発になることもあります。夜は過覚醒の状態が続きやすく、ますます入眠しにくくなってしまいます。
  5. メラトニン分泌の遅延
    • ADHDのある人は夜に分泌される「メラトニン」が遅れることがあり、「睡眠相後退症候群」と呼ばれる夜型の生活リズムになりやすい傾向があります。このため、夜更かしや不規則な生活リズムが定着しやすく、日中の生活に影響を与えます。

対処方法

ADHDに伴う睡眠障害は、ライフスタイルの調整や医療的なサポートによって改善できることもあります。

■就寝前のルーティンの確立:

リラックスしたルーティンを作り、毎日同じ時間に寝るようにすると、睡眠の質を改善しやすくなります。

■スクリーンタイムの制限:

スマホやパソコンなどのブルーライトを避け、寝る1~2時間前は画面を見ないようにすることが推奨されます。

■適度な運動:

適度な運動は睡眠の質を高める効果が期待できます。夜遅くの運動は逆に過覚醒を招くため、日中の運動がおすすめです。

■服薬:

夜間の過覚醒や日中の強い眠気で困っている場合には、医師に相談することも大事です。

メラトニン補助剤や睡眠導入剤を使って睡眠リズムを整えたり、コンサータなどの発達障害の薬によって日中の眠気に対処することもあります。

ADHDと睡眠障害の関係性や、どの方法が最も効果的かは個人差があるため、医師や専門家と相談しながら最適な対策を見つけることが大切です。

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