コミュニケーションのミスをなくす!~発達障害あるある~
こんにちは!
ディーキャリア川崎オフィス、生活支援員の伊藤です。
皆さんは誰かとコミュニケーションをとる時にどういったことに注意を払っていますか?
「今どういった話をしているのか?」、「相手の態度や表情」、「どういう意図で話しているのか」、「どうリアクションをとるか」など…ざっと挙げただけでもさまざまなことに意識を向けることが多いかと思います。発達障害をお持ちの方は、こうしたコミュニケーションに苦手と感じることがあります。
今回は発達障害をお持ちの方が、どのような原因でコミュニケーションに困難さを抱え、どのような対策ができるのかを紹介したいと思います。
発達障害とは?
発達障害とは、先天的な脳機能の障害です。発達障害をお持ちの方は、脳機能の発達に偏りがあり、周囲の環境にストレスを感じてしまったり、人間関係がうまくいかず、社会生活に困難さを抱えています。
コミュニケーションがうまくいかないことで、仕事上でのミスにつながって叱られたり、他人との関係性が悪くなるなど、非常にストレスフルな状況に置かれることになります。
そうした状況を改善するために、コミュニケーションスキルの習得や、障害特性に応じて、自身でできる対策や、周りへ配慮依頼をすることが必要となります。
仕事におけるコミュニケーションのミスと対策
では実際にどのような困りごとがあるのか、どんな対策ができるのか、「上司から指示を受ける」場面を例に紹介します。
仕事の指示を受ける際、発達障害をお持ちの方は特性によってコミュニケーションのミスが発生し、話をきちんと聞いていないとみられることがあります。
発達障害の種別ごとに、以下のような原因が一例に挙げられます。
ASD(自閉症スペクトラム障害)
- 言葉にされないことや、曖昧なことを想像することが難しく、指示内容を誤解する。
- 話を聴きながらうなずくなどのリアクションを取ることが難しく、話を聞いていないように見られる。
ADHD(注意欠如・多動性障害)
- 不注意の特性により、周囲の環境や興味のあることに気を取られ、指示を聞き逃す
- 衝動性の特性により、指示内容を聞き終わる前に自分の判断で作業に取り掛かり、ミスをする
こうした指示を受ける際に起きるミスを防ぐには、必要なコミュニケーションスキルを知識として理解し、自身に合うものを活用したり、自身の行動で特性へ対策をすることが有効です。
また、それぞれの特性上、どうしても難しいこともあるため、対策以外にも上司へ配慮依頼を自身で発信することも必要となります。
対策例
- 話を聞いていることを相手にも分かるように、相手の話すスピードや間の取り方から、うなずきや相づちの適切なタイミングを理解し、実践する
- 指示を受けた後に、内容を復唱する、取ったメモを見せるなどで齟齬がないか確認する
- 指示を受ける際に確認する必要のある内容を、あらかじめ箇条書きにして用意しておく
- 指示内容の齟齬をなくすために、文字起こしツールやボイスレコーダーを活用する
配慮依頼の例
- 周囲の環境に気が散りやすいため、静かな場所に移動して指示をしていただけるとありがたいです
- 曖昧な内容があるとどのように対応すればよいかわからず不安になるため、期日や数量といった指示内容を明確にしていただけるとありがたいです
- 指示内容の齟齬がないか、確認と質問の時間をいただきたいです
実際の場面では、こうした対策と配慮を相手と相談しながら決めていくことになります。
もし、自分に合った対策がわからない、という方はぜひご相談にいらしてください!
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