【発達凸凹×困りごと】ADHDと忘れ物
こんにちは!ディーキャリア 川崎オフィス 職業指導員の吉村です。
とある日の午前10時、いつものように通所された利用者が、真っ青な顔をしています。
「すみません!バスの中に忘れ物をしました!!」
何ごとかとお話しを伺うと、ディーキャリア川崎オフィスで貸与させていただいているノートパソコンを、バスに置き忘れてしまったとのこと。
バスを降りて、電車の改札を通ろうとした時に、片手にあるはずのPCバックが消えている。。
確かに、顔が真っ青になってしまう状況ですよね💦

結果的にノートパソコンは無事に見つかり、事なきを得たのですが、もしも見つからず、さらにここが普通の会社だったらと考えると、、、始末書や自己負担なんてこともあり得る事態だったりします。
ADHD(注意欠如・多動性障害)傾向のある人にとって「忘れ物」はよくある悩みの一つです。
特に、仕事や学校、家庭でのタスクが多いと、何かを忘れることは避けられないかもしれません。
その方も、企業実習や採用面接など、就職活動が活発になってきて、タスクの多さや疲労が重なってしまったことが、不注意を誘発する要因となったのは間違いありません。
しかし、いくつかの工夫を取り入れることで、忘れ物を減らすことは可能です。
「またやってしまった!」と、どっと冷や汗を掻くのは、もうごりごりですよね?
いろいろと試してみて、ご自身にあった対策方法を見つけていきましょう!
忘れ物を減らす対処法
1. 視覚的なリマインダーを活用する
ADHDを持つ人は、視覚的な刺激に敏感であることが多いです。
カラフルなメモや、目に入りやすい場所にチェックリストを貼ることで、必要なものやタスクを思い出すのが楽になります。
例えば、玄関のドアに「鍵」「財布」「携帯電話」と書かれたリストを貼っておくと、外出前に忘れ物を確認しやすくなります。
ちなみに私は、冷蔵庫の扉にミニホワイトボードを貼り「今日やること」を箇条書きにして、実施したら消しこむことで、タスクの視覚化をしています。
2. ルーチン化を図る
毎日同じ行動パターンを繰り返すことで、忘れ物を防ぐことができます。
例えば、家に帰ったらすぐに鍵を同じ場所に置く、寝る前に次の日に必要なものをカバンに詰めるなどのルーチンを作りましょう。
これにより、物を見つけやすくし、忘れるリスクを減らすことができます。
3. テクノロジーを駆使する
スマートフォンのリマインダーやカレンダーアプリを使って、重要な予定やタスクを設定するのも効果的です。
リマインダーを設定しておくと、通知が来た時にその場で確認ができるため、忘れがちなタスクを思い出す手助けになります。
また、Bluetoothトラッカーを鍵や財布に取り付けておくと、失くした時にスマートフォンで位置を確認できるので安心です。
4. 「一度に一つ」に集中する
ADHDを持つ人は、同時に複数のタスクを処理しようとすると混乱しやすく、忘れ物が増えることがあります。
なるべく「一度に一つのこと」に集中し、終わったら次に移るように心がけましょう。
シンプルにすることで、必要なものを忘れずに持っていくことができます。
5. 忘れ物を「予測」する
過去の経験から、どんな状況で忘れ物をしやすいかを分析することが大切です。
例えば、「急いでいる時に忘れ物をしやすい」と気づいたら、出かける時間に余裕を持つようにするなど、事前に対策を講じることができます。
最後に
ADHDによる忘れ物は完全に避けられるものではありませんが、日常の中で少しずつ工夫をすることで、その頻度を大幅に減らすことができます。
視覚的なリマインダーやルーチン、テクノロジーの活用、そして自己認識を高めることで、よりスムーズな生活を送ることができるでしょう。
忘れ物に悩んでいる方は、ぜひこれらの方法を試してみてください!

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