なかなか片付けられない原因は?~発達障害あるあるな事例~
こんにちは!
ディーキャリア川崎オフィス、生活支援員の伊藤です。
「片付け」と聞くと皆さんは何を思い浮かべますか?
たたまれずに干しっぱなしの洗濯物、机の上に積みあがった書籍と紙の束、床の上に散乱する物の数々・・・人によってさまざまかと思います。



発達障害のある方はこうした片付けについて苦手な傾向にあるといわれています。片付けに悩まれているという場合は、なぜ苦手になっているのかを洗い出して、片付けをしやすくするポイントを押さえることが大切です。今回はどういったことが苦手に感じる要因になっているのか、そして片付けをする際のポイントを紹介したいと思います。
片付けを苦手にしている特性
発達障害はASDやADHDなどの分類に分かれており、それぞれ特性が異なります。今回は特に片付けを苦手にしている特性を中心に見ていきたいと思います。
片付けを苦手にしている特性としては以下のものがよく挙げられます。
- 注意の切り替えの苦手さ
- 過集中
- 空間把握能力の低さ
- 先延ばし
- 優先順位付けの苦手さ
いざ、掃除に取り掛かろうとしたときに、別のことに気を取られてしまって、結局掃除ができなかった…そんな時は「注意の切り替えの苦手さ」、「過集中」の特性が原因となっていることが考えられます。私自身も景気づけに音楽を聴こうと思い、調べだしたらなかなかその時のテンションに合った音楽が探せず、見つけたと思ったらそのまま聴き続けてしまったということがあります。まさに、掃除へ注意を向けられず、音楽を聴くことに夢中になってしまったという失敗の事例になります。
また、部屋のスペースを有効活用できない、どこから手を付けていいのか分からないといった「空間把握能力の低さ」や「優先順位付けの苦手さ」も要因として挙がります。そして、やろうと思っても、前述のようなことが重なり「まあいいか」と「先延ばし」をしてしまうこともあります。
こうした特性により、片付けをしようとしても、結局やらなかったり、手を付けても中途半端になってしまい、散らかってしまうことになるのです。
片付けをしやすくするために
片付けは一気にやろうとすると、特性のこともあり、大抵はうまくいかないことが多く、中途半端になってしまいます。
片付ける前に、まずはその下準備を始めるのはいかがでしょうか。必要な物とそうでない物、ひとまず保留にする物を分類してまとめるだけでも、すっきり見えてきます。そしてそれらを1日に1か所ずつ片付けていくことを決めて行動すれば、徐々に片付いていくでしょう。
逆に、乱雑に置いてあるものをそのまま片付けようとしても、どこから手を付けるか迷ってやらずに終わることが目に見えるかと思います。
他にも、片付けの際には、物を探す手間を省くために重ねずに立てて保管すると、物が散乱しにくくなっていきます。よく使うものを手てておけば一目で分かりますし、戻すことを忘れなければきれいに活用できます。
紹介した方法はごく一部で、他にも対策は無数にあります。ご自身の特性との相性に気を付けながら、やりやすい方法を模索してみてはいかがでしょうか。
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