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【発達凸凹×脳内多動】頭の中が騒がしい

こんにちは!ディーキャリア 川崎オフィス 職業指導員の吉村です。
私は子どもの頃から、常に頭の中で音楽が鳴っていました
まさにヘビーローテーションといった感じで、同じ音楽が繰り返し頭の中で鳴り響く。
大人になって少しはマシになりましたが、気を抜くとその歌が口から零れてしまうことが、未だに多々あります。

頭の中で複数人が議論をすることもあります。
何か気になることがあったりすると、だいたい5~6人の老若男女が、喧々諤々と議論を繰り広げるのでです。
それが始まると本当に頭の中がうるさくて、いい加減早く終って!と、嵐が過ぎるのをひたすら待つ、といった感じになります。

いずれにしても、自分の意思に反して起こるので、止めたくても止められません。
物心ついた時からこの現象があったので、頭の中が騒がしくて鬱陶しいと思いつつ、皆そういうものだと、割とナチュラルに受け止めていました。

この現象は「脳内多動」といって、特にADHD傾向のある方によく見られる現象です。
私のそれは、煩わしさを感じつつも、何とかやり過ごせる程度のものですが、人によっては様々な弊害が出るようです。
次から次へと思考が止まらずクタクタになってしまったり、眠りたくても眠れず慢性的な睡眠不足になったりと、日常的に体力がかなり削られてしまいます。
場合によっては、ネガティブな情報が頭から離れず、抑うつ状態になってしまうなんてこともあるかもれません。

脳内多動が起こる原因

一般的にADHD傾向のある方は、脳の覚醒レベルが低いと言われています。
脳内の神経伝達物質である、ドーパミンやノルアドレナリンが不足したり、神経伝達の調節が困難なことで、注意力の散漫や衝動的で落ち着きのない行動といった症状が現れると考えられています。
そのため、脳が集中を保つことができず、上手く整理することができません。
整理できず蓄積した情報と、更に新しく入ってくる情報を処理しようと、頭は常にフル回転。
いわば脳が暴走している状態となっていることが、脳内多動の原因と考えられています。

対処法は?

頭の中が騒がしい時の対処法として、「軽い運動」をすることが効果的と言われています。
体を動かすと脳の前頭前野が刺激され、活性化します。
前頭前野は、額のすぐ後ろ、脳の前の方にある脳の領域で、記憶や感情、行動を制御するなど、さまざまな精神活動を司っています。
「脳の司令塔」とも言われる程、人間にとって重要な働きを担っているのです。
前頭前野が活性化することにより、ごちゃごちゃした頭の中が整理され、集中して物事に取り組めるようになります。
軽い運動のほか「音読」にも、前頭前野を活性化する効果があるのだとか。
実際にこのブログ記事も、時折音読しながら書いているのですが、無言で書くよりも書きたい内容が整理されているような感じがあります。

余計な情報を遮断するという対処法もあります。
インターネットの普及により、情報の入手がたやすい時代でもあります。
SNSを見過ぎてついつい夜更かしをしてしまったり、ネガティブな情報に触れてしまうことで、思考のループから抜け出せなくなるなんてことは、きっと皆さんにも身に覚えがあるはず。
そんな時は思い切ってインターネット回線を切ってみたり、一時的にSNSアカウントを停止してみることをおススメします。

しかしながら、自己対処では改善が難しい場合もあります。
その場合は、薬物療法を検討してみてください。
発達障害は先天的な脳機能の障害のため、根本治療にはなりませんが、ADHDの症状を緩和する薬はあります。
実際に、頭の中が騒がしいと訴える方の多くが、ストラテラやコンサータといった処方薬を服薬し、症状が緩和されたと仰られているので、自己対処に限界を感じられている方は、医師に相談してみてはいかがでしょうか?

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