過去を手放す勇気を持つ
こんにちは!ディーキャリア 川崎オフィス 職業指導員の吉村です。
日々、当事者の方と接する中で感じることですが、メンタルが急激に悪化する原因は、ダントツで「過去の嫌なできごとを思い出す」ことです。
私ですら、過去の恥ずかしい記憶がよみがえり、布団の中で悶絶することもしばしばですし、皆さんにもきっと覚えがあるのではないでしょうか?
発達に凸凹がある場合、定型発達の比ではない程、その記憶に捉われて前に進めない傾向が強いと感じます。
精神に疾患がある場合も同様ですよね。
いわゆる、フラッシュバックやタイムスリップ現象と言われているやつです。
これによって苦しめられている人は決して少なくないと思います。
今の自分は過去の積み重ねの結果であり、過去は自分の歴史そのもの。
良い記憶も苦い記憶もそれなりに愛着があり、どちらも大切で手放すことは容易ではありません。
時にはその記憶にすがりたくなることもあるかもしれません。
でも、その記憶があなたを苦しめるのであれば、やはり手放した方がいいのです。
過去を手放す方法
- 受け入れる
先ずは、過去のできごとを受け入れることから始めてみましょう。
過去は全て自分の一部であり、上手く行かなかったこと、完璧でなかった自分を受け入れることが重要です。
等身大の自分を受け入れることはなかなか大変ですが、受け入れた瞬間、ふっと肩の力が抜けるのを感じるのではないでしょうか。
- 感謝する
過去を受け入れることができたら、過去の経験から学んだことや、成長できたと感じたことに感謝してみましょう。
自分に対して否定的だった人に対しても、その経験が今の自分を作ったと感謝することができれば一歩前進です。
「怒りと感謝は両立できない」という言葉があるように、感謝の気持ちはネガティブな感情を凌駕するのです。
- 反省する
嫌な記憶にも感謝の気持ちを持つことができたら、改めて過去を振り返って反省してみます。
ただし、ここで落ち込む必要はありません。
失敗は挑戦の証で、挫折は成功へのヒントだからです。
失敗から学べることはたくさんあり、失敗体験があるからこそ未来への対策ができるのです。
- 自己許容
ここまできたら、過去を許せる準備が整ってきます。
過去を手放すためは、自分自身に対する態度を寛容にすることが、実はもっとも重要なんです。
自己批判的であることよりも、自己肯定的でいることを心がけましょう。
ポイントは「まぁ、いっか。」を口癖にすること。
- 目標を設定する
過去のできごとにこだわる代わりに、未来に向けて目標を設定し、それに向かって前進しましょう。新しい経験や成果に焦点を当てることで、過去を手放すことができます。
これまでの失敗や挫折は未来への投資と捉えることができれば、これまでの経験は全て、自分にとって必要なことだったと思えるはずです。
- サポートを求める
どうしても過去のできごとに対処するのが難しい場合は、友人や家族、専門家にサポートを求めてみることをおススメします。
心理療法士やカウンセラーが、過去のトラウマの緩和を手助けしてくれるかもしれません。
場合によっては頓服薬を用いて、気持ちのコントロールをしてみましょう。
- マインドフルネスをおこなう
マインドフルネスとは、過去の経験や先入観といった雑念にとらわれることなく、身体の五感に意識を集中させ、「今この瞬間の気持ち」「今ある身体状況」に意識を向けることです。
最初はなかなかうまく行かないかもしれませんが、コツを掴めばスッキリとした感覚を得ることができます。
先ずは1分間のマインドフルネスから始めてみましょう。
1分間マインドフルネスのやり方
①基本姿勢を取る
背筋を伸ばし椅子に座ります。この時両手は太ももの上、足は組まず、目を閉じまます。
②感覚を意識する
足の裏と床、両手と太もも、椅子とお尻。接触している感覚に意識を向けます。
そして体が地面に引っ張られる感覚、重力を感じましょう。
③呼吸を意識する
鼻を通る空気、胸やお腹の上下、呼吸の深さ、呼吸の切れ目など、呼吸の感覚を意識します。
深呼吸やコントロールはしなくて大丈夫。自然に呼吸がやってくるのを待ちましょう。
④雑念が浮かんできたら
雑念が浮かんだことに気が付いたら、注意を呼吸に戻します。
ここで重要なのは、雑念は生じて当然なので、自分を責めないことです。
過去を手放すことは簡単ではありません。
しかし、これらの方法を試してみることで、前向きな方向に進む手助けとなると思います。
過去を忘れる必要はないけれど、捉われる必要もないのです。
どんな過去も全て終わったこと。
良い記憶も苦い記憶も、それは全て遠くに過ぎ去っていったものなのです。

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