「空気が読めない」と言われてしまう~ASDの方にありがちなこと~
こんにちは。
生活支援員の伊藤です。
先日、利用者さんから相手のことを考えながらコミュニケーションを取るのが難しいと相談がありました。相手に話を伝えた時に、どう受け取るのか想像できないため、文章ひとつとっても、考えるのに時間がかかってしまうとのことでした。
実はこれ、発達障害の困りごとのひとつです。
・相手がどう考えているのか?
・相手にどう見られているのか?
など、相手の視点から物事を想像するのが難しいことにより、答えるのに時間がかかってしまったり、「空気が読めない」行動をしてしまうことになってしまいます。
今回は人の気持ちが分からないと言われてしまう原因をお伝えしていきます。
前回の「発達障害の易疲労性(疲れやすさ)」に関するブログはこちら
相手の気持ちが分からないのはどうして?
ASD(自閉症スペクトラム障害)の方は主な症状として、以下の困難さが挙げられます。
- 人との関わりについての困難さ
他人との関係性構築や、コミュニケーションをとることに苦手さがある - 想像や見通しを立てることの困難さ
相手がどう考えているかなどの想像や、予定の見通しを立てることに苦手さがある
また、DSM-5(精神疾患の診断基準・診断分類をまとめたもの)では、
自閉症スペクトラム障害の診断基準を、以下のように定めています。
1.複数の状況で社会的コミュニケーションおよび対人的相互反応における持続的欠陥がある
2.行動、興味、または活動の限定された反復的な様式が2つ以上ある
(情動的、反復的な身体の運動や会話、固執やこだわり、極めて限定され執着する興味、感覚刺激に対する過敏さまたは鈍感さなど)
3.発達早期から1,2の症状が存在している
4.発達に応じた対人関係や学業的・職業的な機能が障害されていること
5.これらの障害が、知的能力障害(知的障害)や全般性発達遅延ではうまく説明されないこと
これらの原因としては「先天的な脳と神経系の障害」によるものだと分かっています。
脳機能に何かしらの特異性があると考えられています。
つまり、本人自身に問題があるわけではなく、脳機能の障害が「空気が読めない」ことの原因となっているのです。
では、こうした特性によって困りごとを抱えている発達障害の方は、どう対処をしているのでしょうか?
次回はそちらを紹介していきたいと思います。
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