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発達障害あるある:「気が利かない」と言われる。

発達障害の特性による困りごとのある方で、
「気が利かない」と注意されたことはないでしょうか?

実はそれは、「気が利かない」のでは無く、気づいていなかったり、意識していないだけだったりします。

例えば、

・壁に貼ってある掲示が、少し剥がれかかっていた。
・床にゴミが落ちていた。
・電話が鳴っていた。
・大きな荷物を運ぼうとしている人がいた。

などです。

そして、こんなことを言われたりします。

・気づいた人がやっておいて
・対応できる人、対応して
・気を利かせて
・普通気づくよね

この「気づいて」「気を利かせる」って、だいぶ難しいんですよね。

この相手に言われなくても、自ら気づいたり、気を利かせて対応するということも、コミュニケーションの一種ですが、これは、とても難しいことです。

コミュニケーションの訓練で、怒りのコントロールや、物事の捉え方を前向きに捉える訓練を行いますが、そもそも発達障害の特性による困難を感じる方は、物事に気づいたり、意識したりすることが苦手だったりします。

ADHD傾向であれば、気にならないので気づかない。
ASD傾向であれば、指示されていないし、興味が無かったからかもしれません。

あるいは、他の特性(過集中、過敏、こだわり、衝動、意識散漫)で、意識が邪魔されていたのかもしれません。

気が利かないと言われる方、あるいは言われたことがある方は、まずは、今の自分の状態(状況)に、気づいたり意識することが大切です。

例えば、怒りがコントロール出来ない人に、怒りのコントロールの訓練を行いますが、そもそも、怒った瞬間は、怒っていると気づいていない人がいます。
そして困りごとが起きたあとに、初めて怒っていたことに気づいたりします。
※定型発達でも気づかない人は気づかないです。

つまり「意識出来ていないこと」を改善しようとすることって、本当に難しいです。

まず始めることは「気づかないことを責めたり」「なんで気づかないの?」という話よりも「気づくにはどうしたら良いか?」「意識しなくても気づく方法は無いか?」気づかなかった時に起きるだろう「困りごとを、なるべく最小限にする」にはどうしたら良いかを先に考える方が、困りごとを解決するための近道だったりします。

もちろん「気づいたとき」や「気づけるようになったとき」は、大いに賞賛するべきです。

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就労支援員:須藤 諭(すどう さとし)
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・100均好き (編集済み)

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