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ヘルプマークと優先席【訓練生の記事】
皆さんこんにちは。訓練生のOと申します。
気温が高くなってきて、自分にとってはかなりしんどいと感じる季節になってきましたが、皆様はいかがお過ごしでしょうか。
本日お伝えする内容は「ヘルプマークと優先席」です。
障害を抱えている我々にとってヘルプマークは欠かせない存在です。もちろん、自分もバックに着けているのですが、ヘルプマークを着けていて電車に乗ったときにエピソードがありましたのでお伝えいたします。
自分は電車に乗ったときにパニック発作が起こってしまう事があり、薬でも対処しきれない場面があります。具体的な発作の内容としては、呼吸が荒くなったり眼の前が暗くなったり涙が出たりしてしまうのですが、席に座って落ち着いて深呼吸すると言った行動で対処をしています。
電車には優先席にヘルプマークを着けている人も利用できると記載されており、自分もそれに甘んじて利用しています。ですが、満員電車や慣れていない路線、周囲の環境などパニックが起こってしまうことはあり、乗客の方に迷惑を掛けてしまうことがありました。
ある日、某路線を利用しているときに席に座れず立っていたらパニック発作が起きてしまいました。その時に近くの優先席に座っていたお姉さんが席を譲ってくれた上、心配をしていただいたりしたことで、自分も少しずつ落ち着きを取り戻しました。
お礼を伝えた時に感じた「温かさ」は、今でも心に残っています。
自分も発作を持っていなかった時は積極的に席を譲ることや、人助けをおこなっていましたが、今こうやって助けてもらっているのは、もしかしたらいいことをしたそのおこないが返ってきているのかなと思っています。
みなさんも「困った」経験はありますでしょうか。世間ではまだあまり認知されてない病気や障害を抱えている方もいると思います。ふと困ったときに助けを求めてみると、意外と気づいてくれる方が手を差し伸べてくれるかもしれません。
そんな人の温かさ、そして思いやりを知ることが出来たので、今回執筆させていただきました。
ここまで読んでいただきありがとうございました！
画像元
ヘルプマーク：https://biz.kaien-lab.com/know-how/helpmark
優先席：https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%84%AA%E5%85%88%E5%B8%AD
助け合う人：https://www.istockphoto.com/jp/
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