【大人のASD】「嫌われているかも」と感じる被害妄想の原因と、心を軽くする対処法
みなさん、こんにちは!
ディーキャリアワーク柏スタジオです🙋
「周囲の視線が過剰に気になる」
「何もしていないのに、また叱責されるのではないかと不安で仕方ない」
自閉スペクトラム症(ASD)のある方の中には、このように被害妄想的な思考や疑心暗鬼に陥り、
悩みを抱えている方が少なくありません。
本人は真剣に悩んでいても、周りからは「考えすぎ」「ネガティブすぎる」と言われてしまい、
さらに孤独を深めてしまうケースも見受けられます。
実は、こうした極端にネガティブな思考の背景には、ASD特有の特性が大きく影響していることがあります。
今回は、精神疾患によるものではない、ASD由来の被害妄想的な思考の原因と、その対処法について解説します。
ASDの特性と被害妄想的な思考の関係
ASD(自閉スペクトラム症)は、社会的コミュニケーションの苦手さや、
特定の物事への強いこだわり、興味の偏りなどを特徴とする発達障害です。
成人のASDのある方に見られる被害妄想的な思考は、多くの場合、
相手の意図を正しく汲み取れない、物事を極端に捉えてしまう(白黒思考)、
気持ちの切り替えが苦手で特にネガティブな記憶や場面を
反芻してしまうことが要因として考えられます。

なぜ「悪く言われている」と思い込んでしまうのか?その理由
ASDの特性がある方が、ネガティブな思考に固執しやすいのには、
いくつかの具体的な要因があります。
・表情やニュアンスの読み取りの困難:
相手の微妙な表情の変化や視点、冗談や比喩を理解することが苦手なため、
相手の何気ない言動が「自分を攻撃している」と誤解してしまうことがあります。
・こだわり(ネガティブな考えへの固執):
ASDの特性である強いこだわりが、思考面でも現れることがあります。
一度「嫌われている」という観念を持つと、その考えから離れることが難しくなり、
証拠を探すように周囲を観察してしまいます。
・情報の断片的な解釈:
状況全体を把握せず、断片的な言葉や状況だけで「自分が否定された」と判断してしまう傾向があります。
そのため、適切な注意を受けただけでも「人格を否定された」と感じ、
自己肯定感を大きく下げてしまうことがあります。



