人と関わるのってしんどい・・~発達障害あるある?~
目次
【対人関係の不安を和らげる対処法】
① 自分のタイプを知る
「会話が長時間続くと疲れやすい」「集団より1対1の会話が得意」など、
どのような場面でストレスを感じやすいのか、無理せず関われるのかを把握しましょう。
② 距離感を大切にする
親密な関係を無理に作ろうとせず、適度な距離感を保つ、徐々に関係性を築けばよいと考えることが重要です。
職場や学校、恋愛においても、自分に無理のない範囲で付き合うことが長続きの秘訣です。
一度期待に応えようとハードルを上げてしまうと下げることができなくなり過剰適応に陥りやすくなります。
③ コミュニケーションの練習をする
ソーシャルスキルトレーニング(SST)などのコミュニケーション訓練を受けることで、相手との適切な距離感や会話の練習ができます。
日常生活でのストレスが軽減され、自己肯定感の向上にもつながります。

④自己開示する
自己開示すると、心理的な負担が軽減され、周囲との信頼関係が深まりやすくなります。
人と関わるのがしんどい時はその旨を適度に開示する例えば
「実は人前で話すのが最近億劫で、つい黙りがちになってしまうんです。」と伝えることで、
誤解が解けたり、共感が得られます。
⑤自己教示法を活用する
自己教示法とは、自分自身に対して適切な指示や励ましの言葉を使い、行動や感情をコントロールする方法です。
認知行動療法の一環として開発され、特にストレス対処や衝動のコントロールに効果的です。
自分の中でポジティブな言葉を意識的に繰り返すことで、
不安や混乱を落ち着かせたり、困難な状況を乗り越えやすくなります。
【二次障害のリスクに注意する】
発達障害の特性によるストレスが続くと、二次障害として
不安障害(社交不安症)やうつ病を引き起こす場合があります。
これらの兆候に気づき、早めに対応することが大切です。
二次障害のサイン
・対人関係への強い恐怖心
・気持ちが沈んで集中できない
・身体の疲れが取れず常にだるい
こうした状態が続く場合は、医療機関での相談を検討しましょう。

【サポートを受けることの重要性】
対人関係の苦手さや不安を抱えているときは、一人で抱え込まずサポートを受けることが大切です。
家族や友人、専門機関やカウンセラーに気持ちを話してみるのもよいでしょう。
客観的な意見を取り入れたり、専門的なサポートを受けながら練習することで、
自信を持って対人関係に臨めるようになります。

【まとめ】
発達障害の特性から対人関係に難しさを感じることは決して珍しいことではありません。
大切なのは、無理に周囲に合わせるのではなく、自分のペースを大切にすることです。
一度相手に合わせたり、目を気にし始めると終わりがありません。
まずは気にしていると気が付いたときに立ち止まり、自身のペースに戻すことから始めていきましょう。
また、対人関係の悩みは放置せず、必要に応じて専門機関やサポートを活用しながら、少しずつ自分なりのコミュニケーションスタイルを築いていきましょう。
ディ―キャリアワーク柏スタジオではコミュニケーションの訓練を座学、模擬業務を通しておこなっています。
もしブログを読んで興味を持っていただけましたらぜひお気軽にお問い合わせください。見学や体験も随時受け付けています。
【執筆】
管理者/サービス管理責任者
氏名 高野 翔平
保有資格:社会福祉士、精神保健福祉士
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ディーキャリアワーク柏スタジオは、
大人の発達障害の方を中心とした
「作業体験型・就労移行支援事業所」です。
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就職活動の支援をおこなっています。
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