障害者雇用で働くこと～現在働いている方へのインタビュー～
みなさん、こんにちは！
ディーキャリアワーク柏スタジオです🙋
今回は、ディーキャリアワーク柏スタジオから就職されて、
現在働いてから半年がすぎた卒業生2名の方が
ディーキャリアワーク柏スタジオに来てくれて、
現在通所されている利用者の方の前でトークイベントを実施したので、
その際の様子や内容をご紹介したいと思います😊
働く前に就労移行支援事業所でどんなことをして、
障害者雇用で働く準備をしてきたのか、
障害者雇用で働きだして大変なことはあったか、
などなど、いろいろお話しをしくれました。
就労移行支援の利用を迷われている方や悩んでいる方に、
就労移行支援を利用して就職した方のお話しをご紹介することで、
判断するための参考になれば嬉しく思います。
目次
ディーキャリアワーク柏スタジオで取り組んだ就職活動などについて
まず先に、今回トークイベントに参加してくれた
卒業生2名のご紹介をしたいと思います。
【Aさん】
30代で発達障害（ASD）のある方。業務内容はディスカウントストア内の精肉店で肉の加工業務を担当。
週3～4日、約6時間勤務（忙しいときに残業あり）
【Bさん】
40代で高次脳機能障害のある方。業務内容は飲食店で皿洗いなどの洗浄業務を担当。
週5日、平日5時間・土日9時間勤務（忙しいときに残業あり）
お二人とも同じ時期にディーキャリアワーク柏スタジオに通所され、
約1年8カ月の通所を経て同じ時期に就職される。（偶然です！）
座学や作業訓練をしながら障害理解を深めていき、
約4か月、就職活動をおこなう。
では、ここからはトークイベントで聞いた質問や、
その回答を一部ご紹介します。
Q.就職活動は具体的にどう進めていきましたか？
Aさん：
自分で求人検索して、スタッフに見学や実習を依頼したり、
スタッフから教えてもらってハローワークの就職面接会にも参加しました。
見学や実習の回数は少なかったです。（見学２社、実習１社）
また障害者雇用ではない求人にも応募し、内定も出ましたが、
勤務地が日々変わる内容だったので難しいと思い辞退しました。
今の仕事は求人票を見て応募、面接のときに職場の見学をしました。
Bさん：
ハローワークの求人を見て、企業へ見学や実習に参加して応募していきました。
（見学5社、実習3社）
現在の仕事は実習をしてから面接、採用となりました。
Q.自分の障害についての理解や、配慮事項を考えていくことは、どうやってしましたか？
Aさん：
毎週の面談時に自分の特性や配慮事項についてスタッフと話して、
自己理解をしたり、配慮事項を決めていきました。
Bさん：
あまりよく覚えていないけど（笑）スタッフとやっていったと思います。
配慮事項は実習に行く前に決めておいて、実習後に修正したりもしました。
Q.就職活動中に大変だったことはありますか？
Aさん：
言葉にすることが苦手なため、面接練習や、
自分の障害や配慮事項についての伝え方や説明が大変でした。
Bさん：
記憶障害があるため、面接問答集（面接でよく聞かれる質問と、その質問に対しての回答をまとめたもの）
を覚えることが大変でした。
実際の面接では、薬の名称や職歴など、正確に伝えたい情報を書いたメモを
手元に置いておく許可をもらって面接をしてもらいました。
（お二人とも何度も面接練習をして、スタッフからフィードバックをもらって、面接に備えたとのことでした）
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