発達障害 ～ リフレーミングで捉え直し

今回は､『リフレーミング』について紹介させてください。

私たちは自分の周りの状況やできごとを､主観的に捉えて判断し続けています｡
また､自分自身の考え方の根底には､誰しも｢固定的な考え方のくせ｣（中核信念）を持っています｡
普段は意識していなくても､状況を捉えて意味づけ･解釈をする時には､必ずこの考え方のくせを使っているはずです｡
これを自動思考といいます｡

『リフレーミング』とは､その意味づけ･解釈を､異なる視点で捉え直しすることです｡

自動思考が働いてしまっても､自分自身に考え方のくせがあることを常に意識しておくことで
状況を捉え直しすることができ､結果としての感情や行動をコントロールしていくことができるのです｡

それでは､ここで､考え方のくせのパターンを幾つか紹介したいと思います｡
＞皆さまも､思い当たる考え方のくせがあるのではないでしょうか?

➊ 白･黒思考､0･100思考 ➡ 物事を”黒か白か””0か100か”で考える
➋ すべき思考 ➡ ~すべき／~すべきではないと考える
➌ レッテル貼り ➡ 自身･他者に否定的なレッテルを貼る
➍ 認知のフィルター ➡ できごとの否定的な部分についてのみ考える
➎ 破局的な解釈 ➡ できごとの結果を極端に考える

意味づけ･解釈は自動思考によるものなので､簡単には変えられません｡
まずは､自分自身の考え方のくせを知ること､様々な異なる意味づけ･解釈を知ることで
少しづつ幅広い意味づけ･解釈 → 捉え直しができるようになっていければ､と思っています｡

ディーキャリアITエキスパート横浜馬車道オフィスでは
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