自己理解の重要性
ディーキャリアでは就職までのステップとして3つのコースがあります。
1番はじめに取り組むライフスキルコース「生きるための自己理解」の中で
本日は「自己理解の重要性」についてお伝えします。
1.自己理解の重要性
自己理解とは、何らかの手段、方法によって、自分の性格や価値観などを知り
自分が納得して受け止めている状態のことをいいます。
自分自身と向き合い、これまでの経験や、うまくいった、いかなかった原因を理解し納得するには
自己理解が必要です。
ディーキャリアの訓練では自己理解を深めていくプログラムが多数あります。
いくつかご紹介いたします。
・発達障害とは
・発達障害の種別と特性
・ナビゲーションブック
・キャリアプラニング など
これらのプログラム受け、他者との対話を繰り返し
個人ワークを進め自己理解を深めていきます。
ライフスキルコースでは主に自己理解に注力します。
これまでの生きづらさの原因が隠れていたり、誰にも言えずもやもやしていたことなど
徐々に具体化されていきます。
生きづらさの原因を把握し理解することで、工夫や対処を見つけることができます。
発達障害の方の場合、就労してから、大人になってから生きづらさが目立つケースが多く
診断を受けた方は特に障害に対する否定的な考え方をお持ちの傾向があります。
障害がわかりづらく特性を障害と受容する難しさがあるからと考えられています。
自覚のないまま障害特性にあった進路選択や就労することで
不適応や二次障害が生じるケースが目立ちます。
支援機関や福祉サービスを中心とした支援の選択や特性を理解して
配慮を得られる生活環境、職場環境を選択できるようになることがとても重要です。
これから働き始める前に
再度「自分の得意なこと、苦手なこと、工夫するとできること、配慮すること」
をスタッフと一緒に整理します。
弱みの工夫を身に付け、強みを活かしていける仕事や職場環境を見つけていけるよう
自己理解の基盤をこのライフスキルコースで作ります。
次回は「自己理解の方法」についてお伝えします。
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