【前編】就労移行支援事業所に通所する目的とは?
こんにちは。ディーキャリアITエキスパート田町オフィスです。
夏の暑さがひと段落して、だいぶ涼しくなりましたね。
これから急に寒さが増すことも予想されます。体調管理には気を遣っていきましょう!
それではさっそく、ブログテーマに入っていきたいと思います。
本日は『就労移行支援事業所に通所する目的ってなに?』といった
イベントやお問い合わせで聞かれるご質問にお答えしていこうと思います。
とは言っても、ただお答えするのでは、ネット情報などである程度収集できると思うので、、、
ここではちょっとリアルな就労移行支援の現状も踏まえながらご説明していきます。
就労移行支援を利用検討している方は、ぜひ参考にしてみてください。
【よくあるご質問】就労移行支援に通所する目的ってなに?
就労移行支援について調べている方はご存じのことも多いでしょうが、
まだまだ就労移行支援がどんな事業所なのか、知らない方々もたくさんいると思います。
私たちが支援者が、「就労移行支援事業所に通所する目的」について、
最も重要視している一つでもある要素をお話していきます。
【通所する重要な目的】自己理解を深め、自分自身の障害特性を知る
なぜ重要なのか?ここは至ってシンプルですが、自分自身の「強み」と「弱み」を理解しているということは、適職を理解し、強みを活かした就職を目指すことが可能になる、からです。
あなたがエントリーした職種で、自身自身の強みである部分をどう発揮できるのか、
そしてそれが企業の求める人材像と一致するかどうか、
上記は企業にとっても、非常に重要な判断材料になるからです。
「強み」というのは、なにも「スキル」のことだけではありません。
確かに、就職ではもちろん職種ごとに求められるであろうスキルマッチも大切な要素です。
がしかし、本当にそれだけでしょうか?
答えはNO。実際、それだけでは残念ながら採用に至るケースは少ないのが現実です。
就職をして働くということは、他者との「コミュニケーション」も多く発生します。
企業は、あなたの「コミュニケーションスキル」「性格」「思考特性」「自己理解」「自社とのマッチング度合い」など、スキル以外にもたくさん見ています。
障害開示で一般就職や障害者雇用で働くという選択肢であれば、
「障害理解」やそれらをどう「工夫」しているかもしっかり話せるようにすることが大切。
「障害理解」を深め、「工夫」で向き合い、他者の助けが必要なことを「合理的配慮」として求めていく。「配慮」は求めることが前提ではなく、「工夫」も大切です。
障害開示せず一般就職をする場合でも同様に、
「自己理解」を進め、向き合い「工夫」ながら、就労継続していくことが大切です。
私たちはITエキスパートというIT特化型の就労移行支援ですので、
よく「プログラミングを学ぶとIT関連就職できますか?」といったお問い合わせいただきます。
すべてではないですが、よく陥ってしまう考え方のケースは以下です。
『プログラミング学習=就職できるという考え方』の落とし穴
上記の『プログラミング学習=就職できるという考え方』の例でいくと、
✖ プログラミング学習 → 就職するための手段
✖ 就職 → 目的
になってしまっているということがとても多いです。
では、「就労移行支援に通所することの本来の目的」からみた考え方として、
目的と手段の選定では具体的になにがどう違うのか見ていきましょう。
前述の例でいくと、
〇 プログラミング → 就きたい職種や長期的なキャリアプランに応じたスキル習得
〇 就職 → 描いているキャリアプランを叶えていくためのスタート地点
ということになります。
「就職」はあくまでスタート地点です。その先にあるものが「本来の目的」です。
就職というは厳密に定義すると、あくまで本来の目的を達成するための「手段」にしかすぎません。
大切なのはあなた自身の、
『なりたい=人生の目的』×『できる=苦手への対策/長所や得意の見極め』×『やるべき=自己理解/就労準備』
という掛け算の発想。
「なりたい」がすでに見つかっているけれど、具体的な手段が分からない
「なりたい」姿自体がそもそも定まっていない
「できる」ことって何だろう。できないことばかり気にしてしまう
「できる」ことはあっても、それがどう就職やキャリアプランに結びつくか分からない
「やるべき」とは分かっていても、なにから手を付けて良いか分からない
「やるべき」の中で、自己理解を深め障害特性を知ることはハードルが高そう
こんなお悩みがある方は、まずは就労移行支援事業所の見学や体験利用をしてみることも良いでしょう。
また、先ほども前述した同様、「プログラミング学習」もあくまで手段です。
もしかしたらプログラミング学習を続けていく中で、「自分には向いてないかも・・・」と
思うことがあるかもしれません。でもそれは決して悪いことではないのです。
試してみることで知るのはとても大切です。
それは「あなた自身に諦め癖があるから」とかそんなことではなく、
そもそも自身の適正が他にあるのかもしれない、ということでもあるのです。
実際ITエキスパート田町オフィスでも、IT関連職種以外で就職していく利用者の方もいます。
必ずIT関連職種での就職が大前提ということでもないので、
そういった意味でも事業所選びは実際に、その事業所に見学や体験利用を通じて
あなた自身に合った就労移行支援事業所を見つけることがとっても大切です!
他の就労移行支援事業所ではできない支援が、ディーキャリアにはある!と自信を持ってお勧めしたいですが、もしかしたら、あなたが求めること支援の提供でいえば、ディーキャリアにはできない支援が、他の就労移行支援事業所には出来ることだってたくさんあるのもしれません。
これは正直なところ、他の事業所でも、ディーキャリア内の事業所によっても多少特色も異なるので、
一概にどの事業所が良いとか悪いとか、簡単には言えません。
まずは自分自身にとって「通いやすい事業所かどうか」を知るために、
気になった事業所にまずは行ってみる、くらいのお気持ちでも良いのです!
大切なのはその「第一歩」を踏み出すちょっとした勇気です。
このブログを通じて、少しでも次のステップに進むきっかけになれば幸いです。
ここまででお読みいただきありがとうございました!
今回のブログテーマ前編を終えたいと思います。
後編は近日中に公開予定です!
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