外出の準備、支度が遅いことと発達障害特性との関連
こんにちは。
ディーキャリアITエキスパート田町オフィスです。
今日は発達障害の特性に関して、外出準備と身支度についてお伝えします。
みなさんは、予定通りに目的地に到着することはできますか。
朝起きる、準備する、家を出る、電車に乗る、職場や学校に行く というように、いくつかのプロセスを経て目的地に到着します。
ASD・ADHDのある人の特性として「見通しをたてることが苦手」「時間感覚がにぶい」「要領が悪い」 「動作が遅い」「支度にとりかかるまでに時間がかかる」「別のことをやってしまう」「時間通りに動けない」などがあります。
この手の困りごとについての対処法としては、 一般的には「時計を見ましょう」「アラームを使いましょう」「1つの目的に沿った行動をしましょう」などが 言われています。
これらの方法でうまくいけば良いですが、試してみても効果を実感できない人もいるでしょう。
ではどうするか。 自身の特性理解が必要です。
まず「支度に時間がかかる」「遅刻した」など、目に見える客観的な「起きている現象」はだいたい皆様同じです。
ただし、自身の特性は一人ひとり異なるので、何が原因で「苦手」が生まれているのかを見極めることが大事です。 この見極めが正確でないと「一般的な自己対処法」をおこなっても解決に繋がらないことがあります。
ディーキャリアでは、苦手の見極めをおこなうための「特性理解」のプログラムがあります。
ASDでは想像力の苦手さ、ADHDでは注意の問題等が支度に時間がかかる原因例として考えられます。
また、行動をするための要領の悪さや、非効率な自分のやり方に固執してしまうこだわりなども考えられます。
うまくいかなかった行動の実体験を分析し、原因究明することで「自分に合った対処法」を身につけ、 自分にとって適切な支度のスキル(やり方)の獲得、支度に必要な時間を確保し、余裕をもった行動、遅刻対策をしていきましょう。
ディーキャリアでは、上記特性理解の訓練にて、自分の特性を学ぶことができます。
ぜひ1度、見学、体験に来てみてください。
文責 臨床心理士 鈴木
「リフレーミング」と「アンガーマネジメント」
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