BLOG

発達障害の私が思う、自分を管理するのが苦手——「できない」を仕組みで補う方法【就労移行支援・立川】

〜体調・タスク・時間・お金、全部を頑張らずに整える工夫〜

体調管理も、タスク管理も、時間の管理も、お金の管理も、全部苦手。「大人なんだから、自分のことくらいちゃんと管理しなきゃ」と思うのに、どうしてもうまくいかない——そんな経験、ありませんか?

こんにちは!ディーキャリアITエキスパート立川オフィスのピアスタッフ、かまちです。

私は、自分を管理するのがとても苦手です。気づけば体調を崩している、やるべきことを忘れる、時間を守れない、お金の管理もあいまい……。「なんで自分のことなのに、こんなに管理できないんだろう」と、ずっと責めてきました。

でも、これは意志が弱いからでも、だらしないからでもありませんでした。この記事では、なぜ自己管理が苦手なのかを整理したうえで、頑張らずに自分を整えるための、具体的な工夫をお伝えします。


1. なぜ、自分を管理するのが苦手なのか?

自己管理が苦手なのは、あなたが怠けているからでも、大人として未熟だからでもありません。いくつかのごく自然な理由があります。

  • 「頭の中だけで管理する」のが、そもそも難しいから。
    自己管理の多くは、「頭の中で覚えておく」「頭の中で段取りする」ことを前提にしています。でも発達障害のある方は、頭の中の一時的な記憶の置き場が小さめだったり、情報が抜け落ちやすかったりします。だから、頭の中だけで体調・予定・お金を管理しようとすると、あちこちで抜けが起きてしまうのです。管理能力がないのではなく、頭の中だけでやろうとするのが、そもそも向いていないのです。
  • 体の内側のサインに気づきにくく、体調管理が後手になるから。
    発達障害のある方は、疲れや体調の変化に気づくのが遅れやすい傾向があります。だから体調管理も、「気づいたときには崩れている」ということが起きやすい。自分の状態を感覚で把握するのが難しいぶん、体調の管理も後手に回りがちです。
  • 「先の見通し」を立てるのが苦手だから。
    時間の管理も、お金の管理も、「先を見通して逆算する」力が必要です。「この作業は何分かかるか」「今月あといくら使えるか」——この見通しを立てるのが苦手だと、時間もお金も、気づけば足りなくなってしまいます。これも、意志ではなく、特性の話です。

2. まず知っておく!自己管理は「頑張り」じゃなく「仕組み」でやるもの

「自己管理は、意志の力でちゃんとやるもの」という思い込みを、まず手放しましょう。ここを整理しておくことが、一番大切な下ごしらえです。

自己管理が苦手な人が、意志や気合いで管理しようとすると、必ず息切れします。なぜなら、苦手なことを気合いで続けるのは、無理があるからです。

だから、発想を変えます。自己管理は、「頭の中で頑張る」のではなく、「仕組みに任せる」もの。 頭の中で覚えておくのが苦手なら、外に書き出す。感覚で気づけないなら、記録して見えるようにする。見通しが苦手なら、あらかじめ決めておく。つまり、「できない自分」を責めるのではなく、「できないことを補う仕組み」を作るのです。

そして、もう一つ大切なこと。全部を完璧に管理しようとしなくていいのです。苦手な人が、体調もタスクも時間もお金も、全部同時に完璧に管理するのは無理があります。「まず一つだけ」から仕組みを作る。それで十分です。


3. その場で試せる!自分を仕組みで整える工夫

自己管理を、頑張らずに仕組みで補うための工夫を紹介します。領域ごとに紹介するので、自分が一番困っているところから試してみてください。

【体調の管理】「サインの記録」で、崩れる前に気づく

体調は、感覚で管理しようとせず、記録で見えるようにしましょう。1日の終わりに「今日の体調・疲れは10点満点で何点か」を手帳やアプリに書くだけでOKです。数字で見ると、「最近ずっと点数が低いな、休もう」と、崩れる前に気づけます。感覚に頼れないぶん、記録が体調管理を助けてくれます。

【タスクの管理】「頭の外に出す」で、忘れない

やるべきことを、頭の中で覚えておこうとしないでください。ハードルを地面まで下げて、思いついた瞬間にメモやアプリに書き出す。「頭の中のToDoリスト」を、全部外に出してしまうのです。目で見えるリストにしておけば、忘れても、リストが思い出させてくれます。

【時間の管理】「かかる時間」を実際に測っておく

時間管理が苦手なのは、「何にどれくらいかかるか」の見通しが立ちにくいからです。だから、実際にかかった時間を測って記録しておきましょう。「この作業は、思ったより30分かかる」とわかれば、次からは正確に予定を組めます。見通しは、感覚ではなく、実際のデータで補うのです。

【お金の管理】「自動化」と「見える化」で、頑張らず管理する

お金の管理は、意志で節約しようとするより、仕組みで管理しましょう。使う口座と貯める口座を分ける、家計簿アプリでレシートを撮るだけにする、固定費は自動引き落としにする——「頑張って管理する」のではなく、「勝手に管理される仕組み」を作ると、お金の管理がぐっとラクになります。


■ まとめ:自己管理は、できない自分を責めず、仕組みで補おう

「自分のことくらい管理しなきゃ」と一人で抱え込んで気合いで頑張るのをやめて、「体調は記録する」「タスクは頭の外に出す」「お金は自動化する」という道具を使いながら、自分の管理とちょうどいい距離でうまくつきあっていこう。

自己管理が苦手なのは、あなたが怠けているからではありません。頭の中だけで管理するのが向いていないだけです。だから、気合いで管理しようとせず、仕組みに任せましょう。頭の外に出す、記録して見える化する、自動化する——「できない自分」を責める代わりに、「できないことを補う仕組み」を作れば、自己管理はずいぶんラクになります。全部いっぺんにやろうとせず、一つずつでいいのです。


最後に:ディーキャリアITエキスパート立川オフィスで「自分に合った管理の仕組み」を一緒に作ろう

ディーキャリアITエキスパート立川オフィスでは、体調・タスク・時間の管理など、自己管理を「気合い」ではなく「仕組み」で整えていく方法を、一人ひとりに合わせて一緒に作っていくプログラムに取り組んでいます。模擬業務の中で、ToDo管理や複数業務の進め方なども実際に練習できます。「自己管理が苦手で困っている」「何度やっても続かない」「自分に合った管理の仕組みを見つけたい」という方も、ぜひ一度、見学や無料相談にいらしてください。

\ SNSでも発信中 /

[X] 支援員の日常やイベント情報を最速でお届け!現場の「今」をリアルタイムにつぶやいています。


[Instagram] 活動の様子を写真でご紹介。施設の雰囲気や工夫を視覚的にチェック!


[LINE] 個別の質問やご相談はこちらから。1対1のチャットなので、周りを気にせず気軽にお送りください!※登録しても他の方に名前は見えませんのでご安心ください

凸凹凸凹凸凹凸凹凸凹凸凹凸凹凸凹凸凹凸凹凸凹凸凹凸凹凸凸凹凸凹凸凹凸凹

就労移行支援事業所

【ディーキャリアITエキスパート立川オフィス】

◆お問い合わせ/ご見学のお申込みはコチラ

〒190-0012
東京都立川市曙町2-34-6 小杉ビル6階

JR「立川駅」より徒歩4分

多摩モノレール「立川北駅」より徒歩4分

TEL: 042-506-1252

受付時間: 平日10:00~18:00の間

E-mail:it-tachikawa@dd-career.com

◆ディーキャリアITエキスパート立川オフィス のご紹介はこちらから

【ディーキャリア ITエキスパート立川オフィス】ご紹介
就労移行支援事業所ディーキャリアITエキスパート立川オフィス

◆同法人 ディーキャリア所沢オフィスのご紹介はこちらから

【ディーキャリア 所沢オフィス】ご紹介
就労移行支援事業所ディーキャリア所沢オフィス

凸凹凸凹凸凹凸凹凸凹凸凹凸凹凸凹凸凹凸凹凸凹凸凹凸凹凸凸凹凸凹凸凹凸凹

■この記事を書いた人は?■

ディーキャリアITエキスパート立川・所沢オフィス編集部

普段は、ディーキャリアITエキスパート立川オフィス、所沢オフィスでそれぞれ支援員として勤務。
主にオフィスの日常やイベント情報、発達障害、注意欠如・多動性障害(ADHD)、自閉症スペクトラム障害(ASD)、限局性学習障害(SLD)、精神障害、特性への工夫、障害者雇用、セルフケア、ライフハック、日々の支援員の気づきなど、さまざまな情報を発信しています。
凸凹凸凹凸凹凸凹凸凹凸凹凸凹凸凹凸凹凸凹凸凹凸凹凸凹凸凸凹凸凹凸凹凸