一人の発達障害当事者が思う、『あくび』の正体
〜4歳からの発達と動物たちの社会性。その不思議と、私たちが感じる違和感〜
こんにちは!ディーキャリアITエキスパート立川オフィスのピアスタッフ、かまちです。

目の前で誰かがあくびをすると、つられて自分もあくびが出てしまう。 誰もが一度は経験したことがある「あくびの伝染」。実はこれ、とても深い意味が隠されているのを知っていますか?
あくびが移るのは「共感」の始まり?
人間があくびを「移される」ようになるのは、4〜5歳頃からと言われています。 なぜ赤ちゃんには移らないのでしょうか。それは、相手の気持ちを推察したり、共感したりする脳の能力が発達してからでないと、この「伝染」という現象が起きないためだという説が有力です。
さらに興味深いことに、この現象は人間だけではありません。 チンパンジーや犬、ライオンなど、高い社会性を持つ動物の間でもあくびが移ることが確認されています。つまり、あくびの伝染は「私たちは仲間だ」「あなたの状態を感じ取っているよ」という、目に見えない心のサイン(共感)だと言われているのです。
でも、これって「とてもあいまい」だと思いませんか?
科学的に「共感の証」と言われると、私たち当事者は少し複雑な気持ちになります。なぜなら、その基準があまりにも「あいまい」だからです。
- 「移らない=冷たい」という視線: 「あくびが移るのが共感の証」という説を裏返せば、「あくびが移らない人は、相手の気持ちが分からない人だ」という極論になりかねません。しかし、共感の形は人それぞれです。
- 反射と心は別物: 視覚的な刺激にどう反応するかは、脳の特性やその時のコンディションに大きく左右されます。あくびが移るという「身体的な反射」一つで、その人の人間性や社会性を測ってしまうのは、少し乱暴な気がするのです。
「みんなと同じ」ができなくても、ダメじゃない
ここで、私たちが陥りやすい思考の罠があります。それは、「みんなと同じ反応ができない=自分はダメな人間だ」と自責してしまうことです。
あくびが移らない、空気が読めない、みんなが感動する場面でピンとこない……。 そんな時、自分を責める必要はありません。大事なのは自責することではなく、一歩引いて「自分自身の取扱説明書(トリセツ)」を点検することです。
- 業務上、何が大事かを確認する: あくびが移らなくても、業務の指示を正確に理解し、報告・連絡・相談ができているか。
- 社会性として何が必要か点検する: 「察する」ことはできなくても、言葉で「体調はどうですか?」と気遣うことはできるか。
「みんなと同じ」というあいまいな基準に自分を合わせるのではなく、「生きる上で、社会の一員として、今の自分には何が必要か」を冷静に確認していく。それが、自分の取扱説明書をより良くし、自分らしく生きるための正しい道だと私は思うのです。
自分の「仕様」を愛してあげよう
2026年、AIとの共生が進む中で、私たちの「個別の特性」はより鮮明になっていきます。
あくびが移るか移らないか。そんな不思議な現象に振り回される必要はありません。移ったら「脳が反応したんだな」と思い、移らなければ「今は個のモードなんだな」と受け止める。
自分を責めるエネルギーを、自分を理解し、工夫するためのエネルギーに変えていく。 そんな風に自分の「仕様」と向き合いながら、今日も軽やかに過ごしてみませんか?

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■この記事を書いた人は?■
ディーキャリアITエキスパート立川・所沢オフィス編集部
普段は、ディーキャリアITエキスパート立川オフィス、所沢オフィスでそれぞれ支援員として勤務。
主にオフィスの日常やイベント情報、発達障害、注意欠如・多動性障害(ADHD)、自閉症スペクトラム障害(ASD)、限局性学習障害(SLD)、精神障害、特性への工夫、障害者雇用、セルフケア、ライフハック、日々の支援員の気づきなど、さまざまな情報を発信しています。
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