「紅白歌合戦」で感じる孤独 。 孤独は「悪」なのか?
年の瀬に感じる、世間との「ズレ」
ディーキャリアITエキスパート立川オフィスのピアスタッフ、発達障害当事者かまちです。

2025年の大晦日、家族がリビングで賑わう中、私は自分の部屋で一人、テレビで華やかな紅白歌合戦を見ていることがあります。今年はAKB48のOG集結やRADWIMPSの6年ぶり出場など、特に話題が多い年です。
そして、司会の綾瀬はるかさんを見て、「きれいだな」と思うと同時に、華やかな世界にいる人たちと、自分との間に大きな隔たりがあると感じ、ますます「あぁ、自分は孤独だ」と感じることがあります。
この「華やか=幸せそうに見える」という感覚も、一種のべき思考かもしれません。
日頃Yahoo!ニュースなどで見ていると、芸能人の人たちだってさまざまな葛藤を抱えており、「同じ人間なんだ」と改めて思うこともあります。それでも、華やかな舞台と自分を比べてしまい、世間とのズレを感じてしまうのです。
世間が一体となって盛り上がっているように見える中、自分だけがその輪の外にいるような、あるいは、自分の心の中にある静けさと外の賑やかさとの大きなズレを感じてしまうのです。
そして、孤独を感じると、「孤独=悪」なのではないか、「自分は社会から外れた人間なのではないか」と、自責の念に駆られてしまうことがあります。
今回は、孤独感を悪だと決めつけず、孤独の捉え方を「自分とつながるリソース」としてリフレームする方法を考えてみましょう。
1. 発達特性を持つ人が孤独を感じやすい理由
紅白歌合戦のような「共有された感情」の場において、特性を持つ私たちが孤独を感じやすいのは、特性由来の理由があります。
① 「同調圧力」と感覚過敏
集団での一体感(同調圧力)や、テレビの音、部屋の明るさ、人々の賑やかさといった感覚的な刺激は、特性を持つ方にとって大きな消耗の原因となります。この消耗から身を守るために、無意識に集団から距離を取り、自分の部屋という安全地帯に避難します。結果的に孤独感につながります。
② 共感の質のズレ
多くの人は「楽しさ」を表面的な感情の共有で感じますが、特性を持つ方は、しばしば「深い理解」や「論理的な共感」を求めます。紅白の熱狂は表面的なものであり、深い共感の質を求めると、その場に「真のつながり」を見出せず、孤独として認識してしまいます。
③ 自分の時間軸の優先
私は自分のリソース管理を重視します。集団の中に長時間いることは、自分のエネルギーリソースを大幅に消耗させます。そのため、自分の回復時間を優先した結果、集団から離れることになり、「孤独」を選択したように見えるのです。
2. 孤独は「悪」なのか? 捉え方のリフレーム
「孤独=悪」という社会的なメッセージに縛られる必要はありません。孤独は、あなたの特性を維持し、成長させるための「リソース(資源)」として捉え直すことができます。
孤独 ≠ 孤立
- 孤立: 他者とのつながりを望んでいるのに、得られない状態。(精神的に辛い状態)
- 孤独: 意図的に自分自身と向き合う時間を持ち、外部からの刺激を遮断している状態。(自己回復・自己理解の時間)
発達特性を持つ私たちにとって、この「孤独(Alone time)」は、日々の社会生活で消耗したエネルギーを回復させるための「充電ブロック」であり、むしろ必要不可欠なリソースなのです。
孤独をリソースとして使うための行動
① 意識的に「つながりを切る」
年末年始の賑やかな時期でも、スケジュールに「回復のための〇時間ブロック」を組み込み、その間はSNSやテレビ、対話から意図的に距離を置きます。これにより、孤独は「受動的な疎外」ではなく、「能動的な選択」に変わります。
② 孤独な時間で「自己理解」を深める
一人でいる時間に、「自分は今、何に疲れているのか」「本当に何をしたいのか」といった内省(内側の声を聞くこと)をおこないます。孤独な時間は、他者の感情に邪魔されず、自分の感覚センサーを再調整する貴重な時間となります。
孤独を受け入れ、回復リソースを確保する
紅白歌合戦の華やかなムードの中で孤独を感じるのは、あなたが繊細であり、自分のリソースを大切にしている証拠です。
かつて私は、孤独=悪という「べき思考」に囚われていました。しかし、就労移行支援事業所で自己理解を深める中で、それは単なる社会的な価値観であり、自分の特性には合わないと知りました。
だからこそ、私はそっとテレビを消して布団に入ります。やがて遠くから除夜の鐘が聞こえる中で、深く睡眠に入りました。朝、目覚めがよかったことが、私にとっての何よりの証明です。
孤独を悪だと責めるのではなく、「これは、明日のエネルギーをチャージするための必要な時間だ」と受け入れましょう。孤独な時間を通じて、自分にとって最も大切なリソースが睡眠であることを知り、それを確保する生き方こそが、あなたの真の強さとなります。
ディーキャリアITエキスパート立川オフィスでは、このような自己理解の時間をどのように作るか、自分の感覚をどのようにリソースとして捉えるかについても、サポートしています。ぜひ、お気軽にご相談ください。
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就労移行支援事業所
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■この記事を書いた人は?■
ディーキャリアITエキスパート立川・所沢オフィス編集部
普段は、ディーキャリアITエキスパート立川オフィス、所沢オフィスでそれぞれ支援員として勤務。
主にオフィスの日常やイベント情報、発達障害、注意欠如・多動性障害(ADHD)、自閉症スペクトラム障害(ASD)、限局性学習障害(SLD)、精神障害、特性への工夫、障害者雇用、セルフケア、ライフハック、日々の支援員の気づきなど、さまざまな情報を発信しています。
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