発達障害の私が思う 劣等感を成長のエンジンに変える3つの工夫
ディーキャリアITエキスパート立川オフィスのピアスタッフのかまちです。
劣等感は、私を動かす「燃料」

私(かまち)は発達障害です。そして、率直に言って、今も劣等感があります。
劣等感とは、「自分は他の人に比べて劣っている」と感じる、とても自然な感情です。
特に社会で働くとき、隣の同僚と自分を比べてしまい、「なぜ私はこれができないんだろう」と落ち込むことは少なくありません。
しかし、この感情は本当に「悪」なのでしょうか?
私は、劣等感こそが、私自身を突き動かし、成長させてきた「燃料」だったと考えています。
1. 劣等感は「悪」なのか? その問いへの答え
① 劣等感は「悪」ではなく、「成長のエネルギー」
劣等感を抱くと、私たちはしばしば自分を責めてしまいます。しかし、**安心してほしいのは、劣等感を抱くことは人の感情であり、発達障害があってもなくても、誰もが経験する感情だということです。**劣等感は、「自分はもっとできるようになりたい」「変わりたい」という願望から生まれています。
もし劣等感が全くなかったら、人は現状に満足し、成長の努力をやめてしまうかもしれません。劣等感は、あなたに**「まだ到達していない目標がある」**ことを教えてくれる、大切なサインなのです。
② なぜ発達障害を持つと「劣等感を抱きやすい」のか?
**劣等感は誰にでもある感情ですが、発達障害を持つ私たちが劣等感を抱きやすいのには理由があります。**それは、私たちの特性が、定型発達を前提とした社会や職場の「暗黙のルール」や「効率」の基準に合致しにくいからです。
苦手なことが目立ちやすい環境にいるため、劣等感を抱く機会が多くなるだけであって、それはあなたの存在価値や能力そのものを否定するものではありません。
2. なぜ、隣の芝生は青く見えるのか?(比較の罠)
なぜ、他人のことはすべてうまくいっているように見えてしまうのでしょうか?
① 情報過多とSNSが作り出す「理想の幻想」
ChatGPTなどの生成AIが発達し、情報過多と言われる現代社会では、比較の罠がデジタル空間でさらに強化されています。
- SNS(Xなど)を開くと、発達障害を持ちながらも華々しく活躍している人の姿が目に飛び込んできます。
- それを見て、「あ、自分とはなんで違うんだろう。自分はダメな人間だ」と思いがちになりませんか?
また、本屋さんへ行くと、発達障害を公表して活躍し、作家になっている人がいます。
それを見て、「私ってなにもないな」と思って夜
泣く日も昔、私(かまち)にはありました。
しかし、私たちが職場で見る他者(隣の芝生)やSNSで見る成功者の姿は、ほとんどが「完成されたパフォーマンス」です。
- 彼らが仕事の裏でどれだけ努力しているか。
- 彼らが過去にどれだけ失敗し、克服してきたか。
- 彼らがあなたと同じくらい抱える不安や苦手なこと。
これらは、隣からでは決して見えません。他者と自分を比較するとき、私たちは相手の「完璧な表面」と、自分の「すべての欠点や内面」を比較するという、最初から勝てない戦いを挑んでいるのです。
3. 劣等感を抱きつつ働くための具体的な工夫
劣等感を完全に消し去ることは不可能です。大切なのは、それを否定するのではなく、利用し、制御し、共に働くことです。
① 比較はストップ!「過去の自分」と比べよう
他者との比較をやめ、「昨日や先週の自分」と比較しましょう。
- 今日の自分は、昨日よりも少しだけ速くタイピングできたか?
- 今週は、先週よりもミスを一つ減らせたか?
小さな成功体験(スモールステップ)を積み重ねることで、「自分は成長している」という確かな感覚が得られ、他者との比較からくる劣等感を徐々に薄めることができます。
② 漠然とした劣等感を「目標」に分解しよう
「あの人のようになりたい」という漠然とした劣等感を、具体的な行動目標に変えます。
- ❌ 劣等感: 「私はあの人みたいにテキパキとメール対応ができない」
- ✅ 目標: 「メールの返信時間を測定し、週に3回は『5分以内に返信ボタンを押す』というルールを試してみる」
このように数値化・行動化することで、劣等感が達成可能なミッションへと変わります。
③ 人生を変える視点転換「リフレーミング」を試してみる
劣等感を抱いているときは、苦手なことやできていないことばかりに意識が集中しています。ここで、「何が好きか」「どんな良い面があるか」へとフォーカスを変えるリフレーミングを意識的におこないましょう。
私(かまち)はリフレーミングを知ってから人生が変わりました。
苦手な自分、ダメな自分でも、「朝起きられている」「朝ごはんが食べられた」など、些細な良い面を探すことから始めましょう。これが、あなたの基礎のメンタルを高めていくことにつながります。同じ景色でも、感じ方が変われば、人生は変わるんです。
結び:劣等感は、あなたを動かすエンジン。そして、決して一人ではない。
働く上で、劣等感は決して「悪」ではありません。それは、あなたが現状に満足せず、より良くありたいと願っている証拠です。
この感情を「私には欠点がある」という自己否定の道具にするのではなく、「どこに向かって成長したいか」を示す羅針盤として利用しましょう。劣等感と上手に付き合い、あなたの成長のエンジンとして活用していくことが、安定して働き続けるために必要なことです。
一人で抱え込まないことが、最初の一歩
でも、どうしたらいいか、最初に何をしたらいいか、わからないですよね。
そう、だから、支援機関へ相談することが大切です。私(かまち)がいる就労移行支援事業所へ相談するのもアリです。大切なことは、不安も劣等感も、決して1人で抱えこまないことです。
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就労移行支援事業所
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■この記事を書いた人は?■
ディーキャリアITエキスパート立川・所沢オフィス編集部
普段は、ディーキャリアITエキスパート立川オフィス、所沢オフィスでそれぞれ支援員として勤務。
主にオフィスの日常やイベント情報、発達障害、注意欠如・多動性障害(ADHD)、自閉症スペクトラム障害(ASD)、限局性学習障害(SLD)、精神障害、特性への工夫、障害者雇用、セルフケア、ライフハック、日々の支援員の気づきなど、さまざまな情報を発信しています。
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