あなたの立てた目標が達成されない、本当の理由②
目標とは、夢に〇〇を切ったもの。
こんにちは、橋本です!
前回の記事で、目標の【原材料】は、あなたの「願望(夢)」である、というお話をさせていただきました。
今日はこの願望(夢)に「あるもの」が加わることで、漠然としていた夢が現実的に追いかけてゆける「目標」に変わっていく、という仕組みについて解説しようと思います。
目標とは、【夢(願望)に期限を切った】ものです。
「こうなりたいなぁ」「これがほしいなぁ」と思っているモノやコト、あるいは「この状態から抜け出したいなぁ」「こんな自分とは決別したいなぁ」という皆さんの中の願望に対し、「いつまでに何を」を付け加えることで、実現までのプロセスを具体化させていったものが「目標」の正体です。
そして、いつまでに何をやるって決めると、期限内にそれを実施するための弊害や条件が発生します。これこそが【問題】です。
分かりやすい例が旅行です。
「いつか海外旅行に行きたい」と思っているうちは、願望がまだ不明確不明瞭な状態です。
そこに「フランスへ行きたい」「パリを中心に10日間の旅を実施したい」と目的地を絞り込み、願望を具体化、明確化していきます。
ある程度願望が明確化されたところで期限を切ると、願望は目標となります。
【来年のお正月休みに10日間のフランス旅行を実現させるには??】
これが達成したい目標となり、「そのために必要な条件」が書き出されます。
・資金
・休暇
などが代表格となる条件でしょう。人によってお金の用意や休暇の取りやすさは、難易度が変わってくるはずです。またどういう内容の旅行をしたいのかによっても、条件は変わってくるでしょう。
他にも持っていない人はパスポートの取得や、ツアーを使うのか個人旅行なのか、個人旅行の場合は現地のホテルや移動手段をどう確保するのか、など、さまざまな問題が想定されますよね。
目標が曖昧だと、問題も曖昧になる
問題には、3種類あるとされています。
1.発生してしまった問題 ⇒ 発生的問題
2.今後発生する可能性のある問題 ⇒ 潜在的問題
3.物事を実現するための問題 ⇒ 設定的問題
この記事で取り扱っている問題は、主に3番の「設定的問題」についてです。混同しないように気を付けてくださいね。
さて、願望(夢)に期限を加えると、それを実現するための条件や弊害が生まれてくることを「問題」と呼ぶのですが、この問題の洗い出しが苦手である、という声を非常に良く耳にします。「何が問題なのかが分からない」という状態ですね。
先の例え、「来年の正月休みにフランス旅行へ行くには?」だと、願望も、目標も、問題点も、抽出しやすいですよね。僕の意見ですが、旅行を計画することは願望の明確化、目標設定、問題点抽出のとても良い練習になると思います。旅行がお好きな方は、是非実際にやってみると良いと思います。
いつ、どこに向かって、何をしたいのか。旅行には願望実現のプロセスが詰め込まれています。また現地には何があって、何を体験できるのか、という願望を明確化させるための「下調べ」=基本情報の収集も、旅行を計画すれば楽しくおこなうことができるのではないでしょうか。
そして実際の旅先で、立てた計画と実際直面する現地でのトラブルやハプニングも、楽しみながら「経験」すれば、2回目3回目の目標設定もワクワクとともに立てることができるでしょう。
話を戻しますが、目標を立てる上で多くの方がやってしまいがちな失敗として、「願望の不明確さ」が指摘されます。願望 ⇒ どうなりたいのか、がふわっとしていると、目標も同時にふわっとしてしまいます。そして目標がふわっとしていると、解決すべき問題点も合わせてふわっとなります。
・何故、その願望を叶えたいのか、その動機は
・「代償」を支払ってでも、叶えたい願望なのか
・現状の状態で期限を切ったときに、それは達成可能な目標となるのか
こういった部分を明瞭にしていないまま、目標を立てたとしても、そもそも本当に心から叶えたい願望ではないために、立てた目標の実行が億劫になってしまい、その目標は頓挫してしまうことになります。
例えば、ジンバブエを悪く言うつもりはありませんが、「ジンバブエで10日間旅行する目標を立てなさい」って言われたら、テンション上がりますか??
もしも「上がる!」って人がいるとすれば、多分ジンバブエに何らかのゆかりがある人だと思います。
そもそも「ジンバブエってどこ??」って多くの人も思うでしょうし、大抵の日本人はジンバブエに対してそれほどたくさんの情報を持ち合わせていません。
願望は、知っていること経験したことからしか生まれてこない、という①の記事でご紹介した、願望の持っている特性ですね。
ところが先の例、「フランス旅行」となるとどうでしょう。
本やニュースやテレビから、フランスにはたくさんの観光資源やグルメ、魅力的なブランドや由緒正しい歴史があることを多くの日本人は「知っている」ので、フランスへ旅行に行ったときの楽しさや感動を脳内でイメージしやすいんですね。
このように、願望を明確化させるためには、一定量の情報を集めることも大切な条件となります。
・目標とは、「夢(願望)に期限を切ったもの」のことである。その目標を達成させるための条件や弊害となるもののことを「問題」と呼ぶ。
・目標達成の重大なポイントは、「その願望がどうしても叶えたい」という明確な気持ちや意思があるのかどうか、いわゆる【願望の明確化】が必須条件。
・叶えたいのかどうかが不明瞭なふわっとした目標に対しての問題を挙げよ、と言われても、目標自体が曖昧なので、問題も曖昧になってしまう。
・願望を明確化させるためには、一定量の情報ソースが必要である。
この記事ののポイントはこの4つです。
次回は、いよいよフレームワーク「マンダラート」を使って、誰にでも分かるように、そして誰でもその日から目標を実行できるように解説してゆきますね。
ではまた次回!!
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