オフィスブログ
プログラミングは時代と共に変わってきました(3)
わたしが若いころ、パソコンではMS-DOS(エムエス・ドス)というOSを使っていました。
パソコンより高性能なワークステーションではUnix(ユニックス)が使われていました。
コンピュータを使うためには、キーボードで「コマンド」を打ち込む必要があります。
これは一般人には敷居が高い。
それで、GUI(Graphical User Interface)が登場します。
パソコンではマック(マッキントッシュ)が有名です。その後、Windowsが普及して、今に至ります。

こんにちは。ディーキャリアITエキスパート名古屋丸の内オフィスの志村です。
今では当たり前になったGUIのウィンドウシステムは、実は「オブジェクト指向」の考え方でできています。
(ここからは前回ブログからの続きです)
プログラミングは時代と共に変わってきました。前回は「構造化プログラミング」のことをご紹介しました。良かったら、そちらも読んでみてください。
https://dd-career.com/blog/it-nagoyamarunouchi_20250606/
さて、
③ さらに、あるデータ(の集まり)に注目し、そのデータとデータを扱う命令を全部ひとまとまりとして、プログラムはこのデータと命令の集まりによってできているとします
「オブジェクト指向」の考え方です。これが第三段階です。「オブジェクト指向」プログラミング」と言います。

①②までの段階を「手続き型」と言う事があります。ここまではプログラミングの効率化を意識すると割りとイメージしやすい
③になって大きく変わったのですね。同時にコンピュータの使い方も変わってきました。
①②の考え方でプログラムを作っていた頃、コンピュータを使う時はCUI(Character User Interface)が主流でした。
その後、コンピュータ、特にパソコンの世界でGUI(Graphical User Interface)が一般的になってきました。皆さんが使う、WindowsやMacの時代になったのです。スマホもそうです。
コンピュータを使う時に、マウスやタッチで使う時代になった。
GUIだと、プログラミングする時に③の考え方と親和性が高いのです。
だから、今どきのプログラミングは③オブジェクト指向プログラミングが主流です。
さて、これからコンピュータ・プログラミングを学ぶ時、いきなり③を学ぶのはちょっと無謀です。①を学び、②を理解して、それから③に進む。
少しずつ、少しずつ・・・プログラミングの段階を踏んで学びましょう。
それでは、ディーキャリアITエキスパート名古屋丸の内オフィス、よろしくお願いします。
ディーキャリアITエキスパート名古屋丸の内オフィス
・電話:052-218-4877
・メール it-nagoyamarunouchi@dd-career.com
・所在地:〒460-0002
愛知県名古屋市中区丸の内2-17-22丸の内桜通ビル2階
・HP:https://dd-career.com


