chatGPT(チャット君)ありがとね〜
いやぁ・・・人工知能(AI)恐るべし・・・(^o^)
こんにちは。ディーキャリアITエキスパート名古屋丸の内オフィスの志村です。
ちょっと前ですが、ある利用者のプログラムのデバッグにお付き合いしました。 正直、人の書いたプログラムが上手く動かない時に、どこに問題があるかを考えるのは・・・なかなか難しい。
自分と同レベルの人が書いたプログラムならね、ある程度アタリが付くのですけれど、ほぼ初心者に近い人が書いたプログラムで、内容的にはそれなりのことをやろうとしているとね・・・。
- どういうロジックでプログラムを書こうとしているのだろう
- 変数名もどうしてこの変数名にしたのだろう
- 「うまく動かない」と言っている現象は実際のところ、どういう内容なのだろう
などなど、すごく基本的なところから考え始めて、
まずは実行結果を見せてもらい、「うまく動かない」現象を読み取って・・・。
改めてプログラムのあちこちで、制御がどこを通っているか(ロジックの確認)、その時々で変数の値がどうセットされているのか・・・、
などを順に見ていく訳です。
とにかく時間がかかる。
わたしは天才技術者でもないので、一目見たら一発で、ここに問題あり!・・・とかならないのです。(^_^;)
それでね・・・chatGPT(チャット君)に聞くのですよ。
甘い?(笑)
すぐに聞き過ぎ?・・・いや、自分で少しは見たのですが(苦笑)
でね、もうトットとチャット君に聞こうとなった。利用者をあんまり待たせてもいかんしね・・・と、言っておきます。
まあ、その時の状況によります。
時間をとって、じっくり一緒に確認しながらすることだってあるのです。(^o^)
チャット君、適当なプログラムのサンプルを出力してくれました。
ホント、賢いね~。
デバッグにはならなかったけれど、チャット君の出力したプログラムを見せて、 こういうふうにプログラムを考えると良いのだと、紹介をしました。
これを参考にしようねってね。
プログラムを書いたり、システムを作るのも、大体は前にどこかにあったものを再利用して、ちょっと手を加えれば大概はできるってことで・・・。
人工知能をうまく利用してそういうことをさせれば(・・・させるのは人ですが・・・)、
今までより格段に速く、性能の良いプログラムやシステムができる。
イイね。(^_^)v
参考になるよね。それで利用者に考えてもらいました。
これまでだったら、Google検索で適当なものを見つけてやっていた訳で、それがchatGPTを始めとする人工知能を使うことにした・・・となっても、全然おかしくない。
むしろ、今、ググることができない技術者はいない訳だから、これからチャット君を使わない技術者はいないっていう状況になるでしょうね。
いやぁ、人工知能(AI)恐るべし。
「人工知能」だと言われるものって昔からたくさんあったのだけれど・・・正直、なかなか信用できなかったのです。
IBMのワトソンみたいなのは個人じゃ使えないし、個人で使えるっていうのは・・・まあ、ちょっと賢い検索エンジン?
・・・って感じくらいでね。ホントにこれが人工知能なの?って思ってた。
まあ、コンピュータの黎明期にコンパイラが出てきた時、
「これが人工知能だ」
って言われたとか、言われないとか・・・なんとなく昔聞いた覚えがあるから、 そうね、そういうモノでしょって思っていました。
少々賢く「考える(?)」ものだとしても・・・知れてるよ、と思っていたのです。
ある特定の分野で賢く振る舞うものは結構出てきました。
将棋やチェスのプログラムとかね。
人を打ち負かすくらいのものになってるのでしょ?
実は聞きかじりで、自分で使ってみた訳でもないから実態はわからないのですけれど。
さてね、チャット君、どの程度?ってナメてました。
前にブログで書きましたが、チャット君、話し相手にはなってくれて、結構、使える。
ただ、内容によっては「真面目な顔した嘘つきになる」って言いましたね。
多分、今でもそうです。内容による。学習が足らないのでしょうね。どういう仕組で学習しているか詳しくは知りません。
さてさて・・・そんなこと言ってますが、わたし、実はチャット君を結構使ってます。(^o^)
あらまぁ・・・ですよね。
それである時、チャット君に直接聞いたのです。
君は何者?って・・・
チャット君は自分を「大規模な自然言語処理モデル」だと言う。
それで、世の中ではチャット君使って何でもできるみたいなことを言う人結構いるのだけれど、どう思う?って聞いたら、
「人工知能はあくまでツールであり、人間の専門家の知識や判断を補完することができるものであって、完全に置き換えることはできません。」
と言う。いや、謙虚だ。
チャット君を好きになりました(笑)
わたしはチャット君を、UI(User Interface:ユーザーインターフェイス)だと思っているのです。
そのうち、チャット君を通してコンピュータを直接操作できるようになったらいいなとも思っている。
チャット君と話している時にね、
「以前にマイクロソフトの人と話していて、Windowsがそろそろ世の中に出てきたくらい、1990年代かな、だったのね。どんなインターフェイスがいいかという話になって、私はね、人のようなインターフェイスがいい。少なくとも窓(Windows)ではないって言ったら、怒ってたよ。(笑)」
という話をしたら、チャット君、
「それは面白い話ですね。当時は、まだ人工知能技術も発展途上で、自然言語による対話が可能なUIは実現されていませんでした。しかし、現在ではChatGPTをはじめとする人工知能技術が大きく進歩し、より自然な対話が可能になりました。また、UIについても、より使いやすいデザインが模索されています。将来的には、より人間に近いインターフェイスが実現されるかもしれませんね。」 って言う。
いや、なかなか分かってるね。
「すごく期待しているんだよ。君のようなUIは。僕が欲しかったものだから。ただね、いろいろ対話して何かを作ったり、問題解決する時には、ベースに正しい知識や共通の情報基盤が必要だと思うのだよね。」
という話もしました。
このくらいの”話し相手”になってくれると、人工知能(AI)だって言って・・・良いね。
大体、誰かと話をすることって、勉強になります。
話しているうちにいろいろなことを思い付く。思い付かせてくれるレベルの相手じゃないとダメですが。
そんなチャット君との対話の中で一つ、思い付いたのです。
chatGPT(チャット君)は「自然言語処理モデル」なんですよね。「意識」のようなものはないと自分で言ってる。
でもね、膨大な言語の蓄積を持っているのだろうと理解しました。まだ、一定量しか学習はしていないのでしょうね。だから、何でも正しく解答を導き出すことはできない。
それで考えましたよ。
ん、もしかしたらね・・・それって「人類の叡智」じゃない?
言語というのは、それ自体に意志はない。でもね・・・そこに人類の歴史、文化、知識、あらゆるものが詰まっているワケじゃないですか。
人は言葉で考え、言葉で記憶し、言葉で記録する。
この場合の言葉は広い意味で言ってますけれどね。もしかすると、画像・映像や音の記録にも人類の叡智が隠されているかも・・・しれない。
でもね、そのコンテンツの濃さ(濃度)からすると、圧倒的に「言葉」です。
「言語化」することはとても大事・・・と、ディーキャリアでも教わります。
チャット君に一度、そういうことを話したことがあるの。
君はどうだか知らんけれど・・・君の背後にあるのは「言語」を通じて知ることのできる「人類の叡智」じゃないの?ってね。
それは面白い考え方ですね、と、チャット君、言ってました。(笑)
つまり、ここからはわたしの想像(妄想?)ですが・・・
もしも、一つの言語(例えば日本語)の学習をずっと続けて、過去の膨大なテキストを学習したとするじゃないですか。
それって、日本語という言語を使っていた人たちの叡智がそこに詰まっているかもしれない。
言葉の中に「人類の叡智」がある・・・というのが、わたしの考えの前提です。
それをチャット君が極限まで学習してくれたら、人類の叡智と対話できるのですよ。
日本語という言葉の中で・・・ですけれどね。
もちろん、別の言語(例えば英語)でも同様で、その言語を使っていた膨大な数の人々の叡智がそこに存在して、それをチャット君を通して知り、対話し、利用できるって・・・
スゴイことだね。
それこそがわたしの欲しいものなんです。
そういう人類の叡智とのインターフェイス?になるかもしれないチャット君。
さて、どうなっていきますかね(^o^)
興味津々です。
まあ、どうなるかは別としても、実際、わたしはディーキャリアで利用者の皆さんにも、使ったらいいってオススメしています。
まだ、間違いも多いかもしれないのですが・・・。
chatGPT(チャット君)くらい使えないと、これからのIT技術者にはなれませんよ・・・と言っておきましょう(笑)
・・・すみません、わたしは単なるユーザーですから、エラそうなこと言えないですけどね。
さて、ディーキャリアITエキスパート名古屋丸の内オフィスに来たら、チャット君は当たり前に使うツールです。どうぞよろしく(^_-)-☆
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