就職では「人となり>技術力」かな・・・
こんにちは。ディーキャリアITエキスパート名古屋丸の内オフィスの志村です。
就労移行支援事業所の職業指導員になって10か月程過ぎました。
半年以上も職業指導員をしていると、だんだんと分かってきたことがあります。
利用者の何人かが卒業(就職が決まって退所)していきました。嬉しさと同時に寂しい気持ちもあります。大体は毎日お会いしていた皆さんですから、会わなくなると寂しい。(^-^;
求人に応募するために利用者の皆さんが応募書類(履歴書、職務経歴書など)を作りますね。
ITエキスパートに通われていたので、そこには技術(ITスキル)のことも上手に書き加える。以前にIT業界で働いていた経験があれば、職務経歴でその部分をアピールもしたい。
内容をチェックします。
そこはわたしの役割になっていて、応募先の担当者に上手く伝わるといいなぁと思うわけです。
選考全体で、たいていの場合2~3回の面接があります。面接の前に書類選考がありますが、1回目の面接まではどうも人物を見ているようです。
分かったことは・・・このフェーズでは技術(ITスキル)や成果物は問題にされません。(苦笑)
技術(ITスキル)が問題になるのは面接2回目以降ですね・・・
そういうことが分かってきました。
したがって、すごく頑張って技術力を付けていても・・・その前の人物の評価でNGになってしまうと、技術評価の段階に上がれません。
人物評価で少々イマイチでも、技術力があれば、それを見てくれるのじゃないか・・・というわたしの期待は、どうも外れだったようです。(´;ω;`)
う~ん、採用では、なんだかんだ、やはり「人」を見ていますね。
ディーキャリアがライフスキル訓練を大事にする理由はそこにあります。
わたしはワークスキルの職業指導員なので、利用者の皆さんのITスキルアップを支援するのが第一の仕事なのですけれどね・・・苦笑・・・利用者の皆さんが就職するという目的を達成するためには、人物的にOKをもらうことが前提になっていますね。
その上でのITスキルです。
ITスキル以上に問題になるのは、社会で、企業で、みんなと一緒に仕事をしていけるかどうかです。
社会って・・・性格や特質の違う人たちが集まっている。だから、周囲と
「折り合いをつける」
ということが、結構大事なのですね。
社会にあって周りと上手くやっていく・・・ルールや決まり事がたくさんあって、全部をキッチリやり切る模範的な人になるのはしんどいかもしれない。でも完全にやれなくても・・・
ある一定のレベルで折り合いをつける。 それが大事です。
技術の世界でスペシャルになることと・・・社会と折り合いつけて(社会を気にしながら)やっていくことが相反すると思っている人たちもいます。
もしかすると、天才的な人は社会や社会の決め事(ルールや慣習)と調和しないこともあるかもしれない。
社会の決め事が妙に複雑で面倒な時があって、それが足枷になっているから、技術の面でトップがとれないのだよ・・・と、うそぶく人たちもいます。
たしかに、そうかもしれない。
でも、逆になぜそういう社会の決め事があって、なぜ結構メンドクサイ状況なのかを考えたことあるでしょうか?
まったく意味不明な、理不尽ともいえるルールは無くせばいい・・・そういうものは時間と共に無くなっていくのが世の中です。
まっとうな世の中ならね。
無くならないで続いている社会の決め事や考え方は、実は何かしら意味があってそれが存在することもあります。
なかなか難しいですね。
この社会で生きていくために社会と折り合い付けてやっていく。みんなが違う人、人格だけれど、それでも折り合いの付く状況を社会も個人も両方で築いていかないとだめでしょうね。
爺のわたしは60数年の人生でそういう事を思うようになりました(笑)
ディーキャリアで学ぶ利用者の皆さんが、無理をしなくても社会でやっていくことができる、そういう状況を一緒に作っていきたいですね。
わたしはディーキャリアITエキスパート名古屋丸の内オフィスにいます。よろしくです。
ディーキャリアITエキスパート名古屋丸の内オフィス
・電話052-218-4877
・メール it-nagoyamarunouchi@dd-career.com
・所在地:〒460-0002
愛知県名古屋市中区丸の内2-17-22丸の内桜通ビル2階
・HP:https://dd-career.com
ITエキスパート名古屋丸の内のブログ一覧
オフィス情報
ITエキスパート名古屋丸の内オフィス
- アクセス
- 名古屋市営地下鉄 桜通線/鶴舞線「丸の内駅」3番出口すぐ
- 電話番号
- 052-218-4877