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発達障がいの特性をお持ちの方が安心して働けるデザイン職の可能性👀
こんにちは!
ディーキャリアITエキスパート海老名オフィスです!
今回は「発達障がいの特性をお持ちの方が安心して働けるデザイン職の可能性」についてお話しします。
デザインの世界は華やかで自由な表現の場ですが、その分「自分にできるのかな」「どんな力が求められるんだろう」と不安に思う方も多いのではないでしょうか。
ですが実は、発達障がいの特性をお持ちの方だからこそ輝けるフィールドがデザインの仕事にはあります。この記事では、特性を活かす方法や気を付けるとよいポイント、自己理解の大切さについてお伝えします。
デザイン職で発達障がいの特性を活かす方法とは?

発達障がいの特性をお持ちの方は、苦手さと同時に大きな強みを持っています。
例えば、ASD(自閉スペクトラム症)の特性をお持ちの方は、一つの物事に強い集中力を発揮できるため、デザイン作業に没頭して高いクオリティを追求することができます。ADHD(注意欠如・多動症)の特性をお持ちの方は、エネルギッシュで行動力があり、次々と新しいアイデアを生み出す力を持っています。
また、不注意の特性をお持ちの方は「集中が途切れやすい」「ケアレスミスが出やすい」といった課題を感じることもあります。
ただ裏を返せば、細かい部分や周囲の変化に敏感で「視野が広い」という強みにもつながります。結果として、他の人が気づかない部分に目を向けられたり、さまざまな角度からアイデアを発想することが得意な方も少なくありません。
このように、自分の特性を弱みとしてだけではなく、強みとして捉え直すことができると、デザイン職での可能性が広がります。
特性の強みを知るためには「自己理解」が欠かせません。自分の得意なこと・苦手なことを理解し、どのような環境で力を発揮しやすいかを知ることで、働きやすさと活躍のチャンスを高めることができます。
注意点や気を付けるとよいことはある?
デザインの仕事では締め切りやクライアントの要望に対応する必要があります。
デザイン職に就くうえで、発達障がいの特性をお持ちの方にとっては、以下のような点が課題になることがあります。
• 時間管理が苦手
締め切りまでに仕上げるためには、スケジュールを細かく区切って進める工夫が必要です。
• 完璧を求めすぎる
ASDの特性として「細部にこだわりすぎて時間がかかる」ことがあります。デザインの現場では「納期に間に合わせること」も重要です。
• アイデアが広がりすぎる
ADHDの特性として「発想が広がりすぎてまとめるのが大変」な場合があります。アイデア出しと選択のプロセスを分けることが効果的です。
• コミュニケーションの難しさ
クライアントやチームとのやりとりで「意図が伝わりにくい」と感じる方もいます。言葉だけでなく、図やラフを使って説明するとスムーズに進めやすいです。
これらの課題は、工夫やサポートによって改善できるものです。
自分でできること・相手からのサポートが必要なことを洗い出し企業へどんな配慮を依頼したらよいのか明確にすることで、安心して働ける環境に近づけることができます。
自己理解の大切さ
デザイン職を目指すうえで、特性を活かすことも、課題を克服することも、その出発点は「自己理解」です。
• 自分はどんなときに集中できるか
• どんな環境だと安心できるか
• 苦手な場面ではどんな工夫ができそうか
こうした問いを繰り返し考えることで、自分に合った働き方のヒントが見つかります。
自己理解が深まれば、面接や職場で「自分はこんな特性があります。こうすれば力を発揮できます」と説明できるようになり、安心して働ける環境づくりにつながります。
デザイン職の可能性

デザイン職と一口にいっても、その種類は多岐にわたります。
• グラフィックデザイン(ポスター・チラシ・パッケージなど)
• Webデザイン(ホームページやバナー制作)
• UI/UXデザイン(アプリやサービスの使いやすさを設計)
• 動画編集やモーショングラフィックス
発達障がいの特性をお持ちの方の中には「細部にこだわるのが得意」「色や形のバランス感覚に優れている」「独創的なアイデアを出すのが好き」という方が多くいらっしゃいます。これらの特性は、まさにデザイン職で求められる力です。
また、デザインの仕事は成果物という「目に見える形」で評価されるため、言葉でのやりとりが苦手でも、自分の作品そのものがコミュニケーションの手段のひとつになります。
これは自身がデザイン業界で仕事するうえで大きな安心材料にもなります。
特性を活かす工夫の具体例
発達障がいの特性をお持ちの方がデザインの仕事で活躍するために、実際に取り入れられる工夫をいくつかご紹介します。
• チェックリストを活用する
作業工程をリスト化することで、抜け漏れを防ぎやすくなります。
• 作業時間を区切る
タイマーを使い、25分作業+5分休憩のようにリズムを作ると集中しやすいです。
• アイデアを視覚化する
思いついたことをメモや付箋に書き出して、後から整理すると発想力を無駄にせず活かせます。
• 客観的なフィードバックをもらう
第三者に見てもらうことで、自分では気づきにくい改善点が見えてきます。
こうした工夫を取り入れることで、特性を強みに変える働き方ができます。
まとめ

発達障がいの特性をお持ちの方にとって、デザイン職は自分の強みを発揮しやすいフィールドの一つです。
不注意やこだわり、発想の豊かさといった特性は、一見すると「働きにくさ」に見えるかもしれません。ですが見方を変えれば、デザインの現場で大きな力になる可能性を秘めています。
そして、その第一歩は「自己理解」です。自分の特性を知り、強みを活かし、苦手を補う方法を探していくこと。これが、安心して働ける未来につながります。
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