目を合わせられない…どう対処する?|大人の発達障害
こんにちは!ディーキャリア IT エキスパート海老名オフィスです。
今回のテーマは
「目を合わせるのが苦手!どうすればいい?」 です。
このブログが、発達障害をお持ちの方にとって少しでも気づきやヒントになれば嬉しいです。当事者の方はもちろん、ご家族の方にも参考にしていただければ幸いです。ぜひ最後までご覧ください!
目次
【目を合わせるのが苦手な理由】
皆さんは、相手と目を合わせることが得意ですか?
私自身、得意とは言えません。目を合わせようと思えばできますが、常に意識して目を合わせているわけではありません。こうした感覚を持っている方は、意外と多いのではないでしょうか?
しかし、発達障害の一つであるASD(自閉症スペクトラム障害)の症状として、「目を合わせられない」ことがあります。この場合、単に苦手というレベルではなく、「目を合わせて」と言われてもどうしてもできないほど強い苦手意識を持つ方もいます。
ASDのある方の中には、相手の表情や感情を読み取ることが難しいことがあります。その原因として、感覚の過敏さやコミュニケーション障害が影響していることが考えられます。目を合わせることが過剰な刺激となり、強いストレスや不安を感じてしまうのです。無理に目を合わせようとすると、過剰適応になり、精神的な負担が増してしまうリスクがあります。
また、目を合わせることの必要性が理解できない場合もあります。これは、ASD特有のこだわりや対人関係における困難さが関係していることがあります。目を合わせることが、どのように関係構築に役立つのかが分からないため、自然と目をそらしてしまうのです。
【アイコンタクトの必要性】
人は、目を合わせることで言葉を使わなくても気持ちを伝え合うことができます。これがアイコンタクトです。アイコンタクトは、コミュニケーションを円滑にするための重要な手段の一つです。
特に仕事では、スムーズなやり取りが求められます。会話の中で適度なアイコンタクトを取ることで、相手への関心や理解を示し、信頼関係を築くことができます。ASDの方にとっては、この行動の効果を理解することが重要です。
アイコンタクトは、相手の反応を確認しながら話し方や表現を調整する役割も果たします。職場では、相手に配慮した対応や、適切なタイミングでの反応が求められます。これができないと、周囲との関係にトラブルが生じることもあるため、アイコンタクトの重要性を知ることが大切です。
【目を合わせるのが苦手な方への対策】
■ 目を合わせることが不安な場合
無理に目を合わせようとすると、心身への負担が大きくなり、過剰適応になることがあります。環境や状況に応じた工夫が必要です。たとえば、相手の顎や眉間など、目から少し離れた場所を見るようにすることで、ストレスや不安を和らげることができます。
■ アイコンタクトの重要性を理解する
アイコンタクトが対人関係の構築に役立つことを理解することが大切です。少しずつ練習し、慣れていくことで不安を軽減できます。家族や友人と練習することで、徐々にアイコンタクトに慣れることができます。
■ コミュニケーションスキルのトレーニングを受ける
就労移行支援事業所では、コミュニケーション力を高めるためのプログラムが提供されています。これらのプログラムに参加することで、アイコンタクトの練習だけでなく、話し方や行動面でのスキルも学べます。こうしたスキルは、仕事でのトラブル回避やスムーズな関係構築に役立ちます。
また、サポートを受けながら進めることで、無理なく実践的な力を身につけ、自信を持って会話やコミュニケーションが取れるようになります。
ディーキャリアITエキスパート海老名オフィスでは、自分の障害の特性を含むたくさんの視点から自分を分析し、自己理解を進めることができます。なぜ今までうまくいかないことが多かったのか、どんな困りごとが起こるのかを、支援員の視点もお伝えしながら分析していきます。また困り事に対する有効な対策を、一緒に考え、実際にやってみながら検証をすることもできます。模擬職場の環境を整えているので、社会で自分の考えた対策が効果的か検証し、うまくいかなければ次の策を…と仕事を始めてから困らないための準備をすすめていくことも可能です。
社会性の障害と言われる発達障害は、他人から見た自分を知ることが1番効果的です。発達障害について知識のある支援員がその一つの視点となり、皆さんの自己理解のお手伝いをしていきます!
いつでも見学、体験をしていただくことができます。ぜひご連絡お待ちしています♪
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執筆者:藤原(生活支援員)
監修者:佐藤秀祐(サービス管理責任者/社会福祉士・介護福祉士)
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