発達障害の特性は強みにもなる!?自分の強みを活かして仕事をしませんか?|大人の発達障害
こんにちは!ディーキャリアITエキスパート海老名オフィスです!
今回は「発達障害の強み」についてのお話しをしたいと思います。
発達障害のある方に、このブログで何か気づきになれば嬉しいです。
当事者の方はもちろん、自分はADHD、ASD、SLDなのでは?と思っている方、家族が発達障害なのでは?と思う人がいた場合、参考にしていただけると幸いです♪
ぜひ最後までご覧ください!
発達障害の特性による強みとは!
発達障害は一部の能力が飛び抜けていたり、極端に苦手なことがあることなどで、現代社会が作り上げた「ほとんどの人によってやりやすい環境」の中で不適応を起こしやすいという特徴があります。
これは生まれつきのもので、生涯変わることはありません。
発達障害を持つ本人や周囲の人間はその不適応に振り回されることも多くなるので、どうしてもネガティブな面に捉われがちになってしまいます。
しかし、能力の優れている部分に目を向けて苦手な部分の環境の調整を行えば本人の得意が活かされて活躍できるようになります。
ここでは発達障害の特性の「強み」にフォーカスしてご紹介していきたいと思います。
・専門的な知識と集中力
発達障害のある方は、特定の分野における専門知識を深めることに熱心な人が比較的多いです。また独特な観点の興味とこだわりから、一般的には目を向けないポイントに異常に詳しいなど高い専門知識が知らず知らずのうちに備わっていることがあります。
また興味があることや、やることが明確な場合に環境が調整されていると高い集中力を発揮することも考えられます。
・創造力と独自性
発達障害のある方は独特な視点や考え方を持つ人が多く、それが転じて一般的な枠組みにとらわれない発想やアプローチを持つことになり、クリエイティブな問題解決に優れていることがあります。また論理的思考に優れている場合にも、合理的な解決方法を思いつきやすいと考えられます。
問題や課題を別の角度から見る能力がある人の場合、革新的な解決策を見つけるのに役立ちます。決まりに捉われない解決方法を思いついたり、誰よりも早く効率的な解決方法に取り組むことができると、アイデアマンとして重宝されるでしょう。
・継続力と忍耐力
長期間のプロジェクトに取り組む際に、継続力と忍耐力を発揮し、目標を達成する能力があります。これはつまり臨機応変なことは苦手でも、全く同じ作業を毎日決められた手順、同じ質でこなすことができるという特性からです。
同じ作業をずっと集中力高く続けることは、案外難易度が高いことです。
また決められたことを愚直にこなすことができるのも、当たり前のようでできていない人も多いことですが、発達障害当事者にとっては苦でない人もいるのです。
・細部への注意
独特の視点や細部へのこだわりが強い人の場合、誤りに気づきやすかったり、異常に気づきやすい面があります。またこういった方の場合は作業が細やかな場合もあるので非常に丁寧と評価される場合も多いです。
・創造的な表現力
発達障害のある人々は、アート、音楽、文学などの創造的な分野で優れた表現力を持つことがあります。
本人の独特な視点で生み出される作品が、他の人からは特徴的と見られて評価されることがあります。
これらの発達障害の特性は、適切なサポートや環境で活かされると、個人の強みとして輝き、成功への道を切り開くことができます。発達障害の特性を理解し、それをポジティブな側面として活かすことが非常に大切です。
発達障害の特性による強みの活かし方
では次に上記のような特性を日常生活や仕事で強みとしてどのように活かすことができるか、考えてみましょう。
・集中力と注意力を活かす
特定の興味を持ち知識が豊富になることを活かして、特定の専門知識やスキルを磨き、専門家としてのキャリアを築くこともできます。また、高い集中力を要する作業を集中できる環境下でおこなえば重宝される人材となるでしょう。
・創造性と独自性を活かす
発達障害のある人の独自の視点や発想を使って、芸術・デザイン・技術開発などのクリエイティブな分野で活かすことができます。専門的な分野でなくても人の目を引きたいポスターを作るなど、宣伝などの分野でも活躍できるかもしれません。
・規則性とルーチンへのこだわりを活かす
一部の発達障害のある人は規則的な日常生活やルーチンに適応しやすい場合があります。これを定例業務をこなす仕事に置き換えた場合に抜け漏れなく規則通りに作業をこなせる人材として重宝されるでしょう。
また規則性へのこだわりはエラーを見つける仕事にも使える能力だと言えます。
・ユニークな観察力を活かす
細部に注意を払い、物事を深く理解する能力があります。これを研究、監査、品質管理などの分野で利用できます。こちらもエラー発見の能力に有効であるといえます。
・制約に対する柔軟性を活かす
発達障害のある人は、制約や決まりごとに対する柔軟性を発揮することがあります。これはプロジェクトの変更管理や危機対応などの状況で役立ちます。またゼロベースの考え方をする際にも非常に活躍できるでしょう。営業や企画などの仕事で発想をいかんなく発揮することもあります。
発達障害の特性と言っても皆が同じではなく、人それぞれ持っている特性や程度は違います。そのため今回紹介した特性や強みが必ずしも発達障害の方全員に当てはまるわけではありません。いずれにせよ重要なのは、自身の特性・強みを理解し、それを最大限に活かすための環境やサポートを見つけることです。また、発達障害を持つ人が成功するためには、発達障害の専門知識を有した適切な指摘や支援を受けることが必要です。
ディーキャリアでできること
ディーキャリアITエキスパート海老名オフィスでは、自分の特性や強み、弱みを知る“自己理解”を進めることができます。自己理解には他者の視点が不可欠です。自分が一番よく自分のことをわかっているかと言われるとそうではなく、他者から受けた指摘や褒められたことで気づくことも多いです。自己理解を進めるうえで訓練やさまざまなツールを使い、支援員や他利用者の視点も取り入れていくことができます。いろいろな自分に“気づく”ことが大切です。自己理解が進むと、自分の強みを活かせたり、弱みに対して対策を打てたりと就職で役立つことも多いです。
ぜひ一緒に自己理解を深め、自分の強みを活かして、就職活動をしていきましょう!
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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