発達障害|IT関係の仕事が向いている?その理由を解説します!
こんにちは!ディーキャリアITエキスパート海老名オフィスです!
今回は発達障害のある方とIT関係の仕事についてのお話しをしたいと思います。
IT業界にもいろいろありますが、自分の向き不向きがわからないと思われている発達障害のある方に、このブログで何か気づきになれば嬉しいです。
当事者の方はもちろん、もし身近でITが向いているのではと思う人がいた場合、参考にしていただけると幸いです♪
ぜひ最後までご覧ください!
発達障害がITの仕事に向いている?!
「近年IT業界は発達障害に注目している」
今日のIT業界の発展がすごい勢いで進んでいるのはご存じのこととは思いますが、アメリカではそんなIT業界で発達障害のある方を開発者として積極的に採用していこうという動きがあります。
世界的に有名なIT企業が集うシリコンバレーという場所がアメリカにあります。そこでの開発現場を支えている半数ほどの人は、少しコミュニケーションに癖があるけどもIT方面で才能を活かしている発達障害と思われる人やその傾向がある人だと言われているのです。
知的に優れた能力を持っており強いこだわりを持つ一方で、コミュニケーションの癖が強く、空気が読めない、衝動的な行動があるなど、協調性に欠ける人材は会議などでは苦労するでしょう。しかしそのような生きづらさを抱えた天才が膨大な知識量や生まれ持った才能を磨き続け環境に恵まれた結果、仕事で才能を開花させており、また数多く存在するということです。
発展が著しいことからIT企業では人材が世界で不足しています。日本でもそれは同じことが起きていて、現在IT業界は就活において売り手市場といえます。
発達障害は主にASD(過去にはアスペルガー症候群とも呼ばれていました)、ADHD、SLDの三種類があります。ASDのみといったようにはっきりと区別されるかというとそうではなく、ADHDの要素、ASDの要素、SLDの要素が併存する場合が多いのですが、その中でもASDの要素が強い方はプログラマーに向いていることがあると言われます。
その理由としてはASDのある方が持つ興味の偏りと強いこだわりが高い集中力を生み、論理的かつ規則的なことやルールにこだわる特性がプログラミングの要素と類似性があると考えられるからです。
また、一日中PCと向き合う仕事では、活発なコミュニケーションもそこまで必要がないという点でコミュニケーションが苦手なASDの方には相性がよいと言われています。
ではADHDのある方においてはどうでしょうか。
ADHDのある方も興味のあることに驚くほどの集中力を発揮できることがあるので、プログラミングスキルに興味が続けばプログラマーとして成果を出すことが期待できます。
集中してコードを書き続けることに苦がなければ、時間を決めて小休憩を取るなど工夫をして、他の人よりも多く仕事をこなすことが期待できるでしょう。
また一般の他の仕事と比べて、他の人とのコミュニケーションも少ない職種であることも、対人関係が苦手なADHDにとっては有利に働くかもしれません。
また資格取得などに熱心なタイプの方であれば、スキル習得を重ねて転職なども可能です。
本当に「発達障害=ITが向いている」なの??
さてここまで「発達障害がITの仕事に向いている」ことに関して述べてきましたが、発達障害者一人ひとりの個性が違うように向いているか、向いていないかも実は人それぞれです。
例えばプログラマーとしては絶大な能力を発揮できても、組織の中で働くプログラマーとしては向いていない場合があります。
一口にプログラマーといえど会社の一員です。会社の運営をしていくには事務や会議、スケジュール調整、営業、顧客対応なども必要です。誰かがやってくれるわけでもなく、こういった雑務も一人ひとりの社員でこなす場合、経験のなさからつまずきが多くなる可能性があります。
またプログラマーの仕事はチームで進むことが多くなります。チーム内で協調して作業を進める、プロジェクトが並行して進むなど複雑な条件下でコミュニケーションやスケジュール管理が求められます。コミュニケーションは必要ないと考えていると大きなギャップが生まれてしまうでしょうし、スケジュールも誰かが組んでくれるわけではありません。
さらにプログラマーとして経験を積むとSE(システムエンジニア)への転向を求められることもあります。SEの場合は逆にコミュニケーション能力が必要な場面が多く、「経験を積んでいずれはSEに」ということを求める職の場合、いずれはミスマッチを起こす可能性もあります。
また最近では週の半分を在宅で勤務する会社も増えており、在宅勤務では自己管理能力が問われるため不向きな方もいらっしゃいます。
そしてそもそもですが、ITの分野やプログラミング自体に興味が持てない場合は集中して仕事に取り組むこと自体が難しいでしょう。給与水準や職場環境の良さに目が向いてやみくもに「今はITが注目すべき業界だ」と安易に考えると、就職活動前に挫折を味わうことになります。
またプログラミングの知識を覚えて使いこなしていくことも日々求められるので、興味を持てないと続かない場合もあります。
労働条件よりもまずITの仕事分野に自分が興味を持てるかが重要です。
以上のように一口にIT業界といっても業務は多岐にわたりますし、業種も数多くあります。
大事なのは「ご自身の特性が本当に職種にマッチするのか」を自分の事を理解しながら、求人情報、企業リサーチを重ねる中で見極めていくことです。
ディーキャリアでは何ができる?
ディーキャリアITエキスパート海老名オフィスでは、ITのスキルを学びながら、自分自身の特性についてや、職場で役立つコミュニケーションスキル、ストレスに対しての対処法など就職して長くその仕事を続けていくために役に立つスキルを学ぶことができます。また、模擬職場に見立てた環境の中で、実際にITの課題を進めることで、身に着けたスキルを実践・検証していくことができます。
自分の特性を理解することが、自分に合った仕事を探すヒントになります。それをもとに自分に何が向いているのかを考えるのも一つですね。ディーキャリアでは支援員と相談しながら自分の適職を探していくこともできます。
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執筆者:藤原(生活支援員)
監修者:佐藤 秀祐(サービス管理責任者/社会福祉士・介護福祉士)
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